マキタは国内トップの電動工具シェア約60%を誇る、総合電動工具メーカーです。
電動工具メーカーではありますが、実は掃除機が大人気。パワフルなのに扱いやすいと、コードレス掃除機の人気ランキングでは常に上位に位置しています。
マキタの掃除機にはサイクロン式、カプセル式、紙パック式の3種類がありますが、紙パック式の掃除機はメンテナンスが楽で衛生的だと評判。紙パック式に絞って購入を考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マキタ紙パック式掃除機のおすすめモデルをランキング形式でご紹介!
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マキタ掃除機 紙パック式の特徴
紙パック式掃除機は、使い捨ての紙パックにゴミを集める方式です。
ゴミが溜まったら紙パックをそのまま捨てるだけ。ゴミに触れることなく処理できるので、衛生的かつお手入れが楽という特徴があります。
紙パックは使い捨てなので頻繁なお手入れが不要、ゴミ処理時にほこりが舞いにくい、などのメリットがあり扱いやすさはピカイチ。手軽に衛生的にゴミ捨てをしたい方、メンテナンスに手間をかけたくない方におすすめです。
紙パック式掃除機のデメリットは、紙パックを購入し続ける分のランニングコストがかかりやすいという点でしょう。
サイクロン一体式掃除機との違い
サイクロン式掃除機は遠心力を利用し、ゴミと空気を分離させる方式です。
フィルターにゴミが詰まりにくいので、吸引力を維持しやすいという特徴があります。
また、細かい塵もパワフルな遠心力で空気と分けるので排気がきれい。
ただし、フィルター掃除や頻繁なゴミ捨てなど、手間がかかってしまうというデメリットもあります。
カプセル式掃除機との違い
カプセル式掃除機は、掃除機内のカプセルに直接ゴミを溜める方式です。
カプセル容器は紙パック式よりも集じん容量が大きいので、ゴミ捨ての回数を抑えられます。
また、紙パックのような出費がないため、低コストで使い続けられる点も嬉しい。
カプセルを開ければ簡単にゴミを捨てられますが、ほこりが舞いやすいというデメリットがあります。
フィルターのゴミ詰まりで吸引力が低下しやすいので、頻繁にお手入れをする必要もあります。
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マキタ 紙パック式掃除機の選び方
マキタの紙パック式掃除機には多くのラインナップがあるため、どうやって選べばいいか分からない...と頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
バッテリーの電圧
マキタ紙パック式掃除機のバッテリーは7.2V、10.8V、14.4V、18V、40Vmaxの5種類。
数値が高いほど吸引力が上がりますが、重量も大きくなるため扱いにくく、価格も高くなります。
バッテリー電圧によって変化するのは、連続使用時間と吸込仕事率。
吸込仕事率とは?
掃除機が吸い込むことができる空気の量。W(ワット)で数値を示す。
広い範囲をしっかり掃除したい方、メインの掃除機として購入したい方は14.4V、18V、40Vmaxのモデルを選ぶ。コスパや軽量性を重視したい方、サブの掃除機として購入したい方は7.2V、10.8Vのモデルを選ぶ。
このように、扱いやすさや価格、用途を考慮し、ちょうどいいバッテリーの製品を選びましょう。
スイッチの形状
スイッチは『ワンタッチスイッチ』と『トリガスイッチ』の2種類。
○ワンタッチスイッチ
ボタンを1度押すと連続で運転。吸引力の強弱を切り替えることができる。
メリット:ボタンを押し続ける必要がなく、指が疲れない。持ち方に制限がないので、高い位置や細かい場所も掃除しやすい。
○トリガスイッチ
ボタンを押している間のみ運転。
メリット:電源のオンとオフを素早く切り替えらるので、無駄な運転を減らしやすく節電に向いている。
付いている機能
マキタの掃除機には、機種によってさまざまな便利機能が付いています。例えば...
- LEDライト
- 低騒音&低振動
- バッテリー切れお知らせ機能(バッテリーの残量が少ない場合に、ライトが点滅する機能)
また、ショートサイクロン(別売り)を取り付ければ、ゴミを溜める部分をコンパクトサイズに変えられるので、狭い隙間のお掃除も難なくこなせるようになります。
(別販売品ショートサイクロン(集じん容量250mL))
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マキタ掃除機 紙パックは100均やホームセンターに売ってる?
ゴミを溜める紙パックは、マキタ専用の品を使う必要があります。
○マキタ掃除機用品 取扱店舗
ホームセンター、市販店舗:イオン/カインズ/ドン・キホーテ/コーナン
家電量販店:ヤマダ電機/ケーズデンキ/ビッグカメラ/ヨドバシ/エディオン
ネット:マキタ公式/楽天/amazon/yahooショッピング
多くの店舗で取扱いがあるので、購入に困ることはないでしょう。(時期や店舗によっては、販売していない場合もあります。)
100円均一でマキタ掃除機用品の取扱いはありません。近くに取扱店舗がない場合は、ネットでの購入をおすすめします。
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マキタ掃除機 紙パック式おすすめ人気ランキング
ここからは、マキタ紙パック式掃除機の人気モデルをランキング形式でご紹介します。
5位 マキタCL142FD 充電式クリーナー
まず、第5位はCL142FDです。パワフルな吸引力と長い連続稼働時間が人気の理由。メインで使いたい紙パック式掃除機です。
電圧14.4Vで、吸込仕事率は29W(強モード時)。しっかりとした吸引力でゴミを吸い込みます。
リチウムイオンバッテリーを採用しており、通常モードで約40分間も運転するので、1回の充電で家中をゆっくり掃除することができますよ。
吸引力は強と標準の2種類で切替可能。バッテリ切れお知らせ表示機能も付いているので、使用中に充電が無くなってしまう心配もありません。
また、吸い込み口のT型ノズルは浮きにくい構造で、手を伸ばして掃除機をかける体勢でもしっかりと床に密着。それに加え、LEDライトも標準装備されているので、狭く暗い場所でもお掃除がはかどりますよ。
1充電使用量(目安) | 約20分(強)/約40分(標準) |
集じん容量(mL) | 500(ダストバッグ)/330(紙パック) |
吸込仕事率(W)※測定条件:各標準設定バッテリの満充電相当 | 29(強)/10(標準) |
電源(V)※ライトバッテリ除く | 直流14.4 |
質量(kg)※バッテリ含む/ノズル・パイプ除く | 1.4 |
(マキタ公式HPより)
4位 マキタ CL072D 充電式クリーナー
マキタ紙パック式掃除機の7.2VモデルはCL072Dだけ。
低電圧製品のメリットとえいば、軽量で扱いやすい点です。CL072Dはなんと、1kgを切る軽さ。階段の上り下りや広いリビング全体など、移動が多くても疲れません。
CL072Dの特徴は軽量だけではありません。プロ用の充電工具にも使われているモーターを搭載しているので、吸引力も申し分ない。
強/標準のパワー切替やバッテリー切れお知らせ表示など、便利な機能も充実しています。
高スペックではありますが、低電圧なので価格は比較的リーズナブル。サブの掃除機としてもおすすめのモデルです。
1充電使用量(目安) | 1.5Ah:約12分、1.0Ah:約8分(強)/1.5Ah:約24分、1.0Ah:約16分(標準) |
集じん容量(mL) | 500(ダストバッグ)/330(紙パック) |
吸込仕事率(W)※測定条件:各標準設定バッテリの満充電相当 | 14(強)/5(標準) |
電源(V)※ライトバッテリ除く | 直流7.2 |
質量(kg)※バッテリ含む/ノズル・パイプ除く | 1.5Ah:0.99/1.0Ah:0.98 |
(マキタ公式HPより)
3位 マキタ CL002G 充電式クリーナー
パワフルモードから静かなエコモードまで、高性能なマキタの紙パック式掃除機といえばCL002Gです。
まず、40Vmaxのバッテリーはマキタ最高電圧というだけではなく、防じん・防水保護等級IP56に適合済みだという特徴があります。高価なバッテリー本体にも耐久性があるというのは安心ですね。
パワーは4段階で切替可能。一番強い『パワフルモード』では、なんと吸込仕事率が125W!掃除業者など、プロにも愛用されている吸引力の強さです。
ここで気になるのは掃除機の運転音なのですが、CL002Gのもう一つの特徴としてあげたいのが、クラス最高レベルの静音性。
エコモード時54dB(クーラー(室外機)/換気扇(1m))、パワフルモード時でも65dB(乗用車の車内/洗濯機(1m))程度なので、家庭用の掃除機としてもストレスなく使えるでしょう。
高輝度のLEDライトや繰り返し使えるダストバッグなど、標準装備も充実しています。
1充電使用量(目安) | 約16分(パワフル)/約25分(強)/約40分(標準)/約1時間20分(エコ) |
集じん容量(mL) | 500(ダストバッグ)/330(紙パック) |
吸込仕事率(W)※測定条件:各標準設定バッテリの満充電相当 | 125(パワフル)/70(強)/45(標準)/20(エコ) |
電源(V)※ライトバッテリ除く | 直流36(40Vmax) |
質量(kg)※バッテリ含む/ノズル・パイプ除く | 1.7 |
(マキタ公式HPより)
2位 マキタ CL285FD 充電式クリーナー
スムーズな滑りと静かな運転音からは想像できないパワフルさがある、CL285FD。
電圧18Vの製品なのですが、吸込仕事率(W)は最大モードで約125W!電圧40Vmaxのモデルと同等の吸引力をもっています。
パワフルな製品のデメリットとしてあげられるのが騒音問題なのですが、エラストマーや穴あきスポンジで振動や音を吸収。運転時のストレスを減らす工夫もばっちり考えられています。
吸引力の強弱は4段階で切替が可能。前回使っていたモードで運転を再開できる、モードメモリー機能が便利で嬉しいですね。
また、高輝度のLEDライトが付いているので、ベッドの下など暗い場所も簡単にお掃除できます。
別売りのサイクロンアタッチメントを装着すれば、カプセル式掃除機としても活躍。用途に合わせて使い分けられる便利な一台です。
1充電使用量(目安) | 約8分(パワフル)/約15分(強)/約21分(標準)/約38分(エコ) |
集じん容量(mL) | 500(ダストバッグ)/330(紙パック) |
吸込仕事率(W)※測定条件:各標準設定バッテリの満充電相当 | 125(パワフル)/70(強)/45(標準)/20(エコ) |
電源(V)※ライトバッテリ除く | 直流18 |
質量(kg)※バッテリ含む/ノズル・パイプ除く | 1.6 |
(マキタ公式HPより)
1位 マキタ CL107FD 充電式クリーナー
CL107FDは、軽量でリーズナブルなのにしっかりとお掃除ができる、お手軽かつ優秀なモデルです。
バッテリー10.8V、吸込仕事率は最大32Wで、日々のお掃除には十分な吸引力があります。それに加え、重量がわずか1.1kgなので扱いやすく小回りも◎機能面や重量を含め、最もバランスの取れたモデルでしょう。
吸引力の強弱は3段階で切替が可能で、手元のボタンでシンプルに操作できます。
最も吸引力が強い『パワフルモード』での連続運転時間は約10分。短いかな?と感じるかもしれませんが、CL107FDはなんと約22分間でフル充電が可能。こまめに掃除をしたい方に向いている掃除機といえます。充電を忘れていた!という場合でも、急速充電ですぐに使えるようになるのが安心ですね。
LEDライトやバッテリー切れお知らせ表示など、機能面も充実。どの掃除機を買おうかと迷っている方に、一番初めにおすすめしたい1台です。
1充電使用量(目安) | 約10分(パワフル)/約12分(強)/約25分(標準) |
集じん容量(mL) | 500(ダストバッグ)/330(紙パック) |
吸込仕事率(W)※測定条件:各標準設定バッテリの満充電相当 | 32(パワフル)/20(強)/5(標準) |
電源(V)※ライトバッテリ除く | 直流10.8(スライド) |
質量(kg)※バッテリ含む/ノズル・パイプ除く | 1.1 |
(マキタ公式HPより)
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部屋の広さや使う頻度、価格帯などを考慮し、どれが一番ご自身に合っているのか比較してみてくださいね。
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