この記事ではマキタの電動ノコギリ(レシプロソー)のおすすめ製品をランキング形式でご紹介します。電動ノコギリ(レシプロソー)というのは、ノコギリの刃をモーターで前後に動かす電動工具で、レシプロソーやセーバーソーとも呼びます。
ブレードを交換することで、木材だけでなく金属や塩ビ管なども切断できる便利な電動工具です。様々なものを切断できる便利な電動工具を探している人は、この記事を是非参考にしてください。
電動ノコギリ(レシプロソー)とは?
冒頭にも書いたように、電動ノコギリはレシプロソーやセーバーソー(セーバソー)とも呼ばれる電動工具です。この記事で取り上げているマキタ製品の正式名称はレシプロソーです。
電動ノコギリ(レシプロソー)は、を往復運動するノコ刃で切断する電動工具です。同じノコ刃を使う電動工具である丸ノコやジグソーと比べると、加工の正確さでは及びませんが、手持ちで使えるため取り回しの良さでは勝ります。
また電動ノコギリ(レシプロソー)に使うノコ刃には、木材用や金属用、複合材用などの種類があり、ブレードを交換することで様々な素材の切断に使えます。
プロの方はもちろん、DIYにも便利ですし、粗大ゴミを解体して捨てやすくしたり、庭木の太い枝を切断したりするのにも使える、用途の広い電動工具です。
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マキタの電動ノコギリ/レシプロソーおすすめ製品ランキング
マキタの電動ノコギリ(レシプロソー)をランキング形式でご紹介します。ランクは付けていますが、様々なタイプの電動ノコギリ(レシプロソー)をピックアップしていますので、用途によってはランキング下位の製品の方が便利に使える場合もあります。ランキングを参考にしつつ、自分に合った製品を探してください。
なお、写真ではバッテリーやブレードが装着されていても、製品にはバッテリー・ブレードが付属していない場合があります。購入をされる際には、各製品の販売ページで付属品の内容を確認した上でご購入ください。
1位 マキタ 充電式レシプロソー JR001GZK
現時点でのマキタの最強バッテリー40Vmaxを搭載した充電式の電動ノコギリ(レシプロソー)です。2位でご紹介している製品のスペックと比較していただければ分かるように、コンセントから電源を取るAC機に匹敵する切断能力を備えています。
また同社の18Vバッテリーを2個使用するタイプの36Vと比較すると、鋼材の切断スピードが約70%アップ、木材では約40%アップしています。AC機に匹敵するパワーがありながら、コードレスで取り回しが格段に良くなり、切断スピードも向上している作業効率が高い製品です。
ボディは36Vクラスで最軽量の4.2kgで、握りやすいスリム形状が採用されています。切断時には本体内部のバランサが下方向に荷重をかける設計になっているので、力を入れなくてもブレードがよく食いつきます。身体の負担が小さい製品です。
なお、ここでご紹介しているJR001GZKは、バッテリー・充電器が付属しないモデルで、携帯・収納に便利なプラスチックケース付きです。バッテリー・充電器・ケースが付属するモデル(JR001GRDX)や、ケースも付属しない本体のみのモデル(JR001GZ)も販売されています。
JR001GZKの仕様
切断能力(mm) ※300mmブレード使用時 |
パイプ | 130 |
木材 | 255 | |
ストローク(回/分) | 低速 | 0~2,300 |
高速 | 0~3,000 | |
ストローク(mm) | 32 | |
電源(V) | 直流36(40Vmax) | |
1充電作業量 ※2.5Ahバッテリー(BL4025)使用時 |
木材(2×10) | 約100本 |
鋼管(φ34×3mm) | 約60本 | |
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) ※バッテリー含む |
457×88×233 | |
質量(kg)※バッテリー含む | 4.2 |
2位 マキタ レシプロソー JR3061T
コンセントから電源を取るコード式の電動ノコギリ(レシプロソー)です。充電式の製品は、コードが邪魔にならず取り回しが良いメリットはありますが、長時間の作業でもバッテリー切れの心配がありませんし、バッテリーの充電状態を把握しておく手間もありません。電源が確保できる環境で使うなら、本製品のようなコード式もおすすめです。
同社のベーシック機と比較して、金工切断スピードが約10%アップ、木工切断スピードが約25%アップしています。また、ハードに使っても故障が少ない、耐久性が高い製品でもあります。
工具レスでブレード交換が可能で、シューの位置調整も工具なしで行えますから、作業内容に合わせてブレードやシューの調節をするのも簡単です。
JR3061Tの仕様
切断能力(mm) ※300mmブレード使用時 |
パイプ | 130 |
木材 | 255 | |
ストローク(回/分) | 0~3,000 | |
ストローク(mm) | 32 | |
電源(V) | 単相100 | |
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) | 487×177×95 | |
質量(kg) | 3.8 |
3位 マキタ 充電式レシプロソー JR189DZ
片手でも使えるワンハンドグリップタイプの電動ノコギリ(レシプロソー)です。カウンタウエイトを内蔵していて振動が少なく、片手でも使いやすい設計になっています。コンパクトで片手でも保持できるので、狭い場所での作業に便利な製品です。
コンパクトで軽量な製品ですが、切断能力はパイプ130mm、木材255mmで、高い切断能力があります。ただし、ストロークは22mmでやや小さくなるので、両手持ちの大きなサイズの電動ノコギリ(レシプロソー)よりも切断スピードは劣ります。
切断能力が高く、軽く扱いやすい電動ノコギリ(レシプロソー)が欲しい人におすすめの製品です。
JR189DZの仕様
切断能力(mm) ※300mmブレード使用時 |
パイプ | 130 |
木材 | 255 | |
ストローク(回/分) | 0~3,100 | |
ストローク(mm) | 22 | |
電源(V) | 直流18 | |
1充電作業量 ※6.0Ahバッテリー(BL1860B)使用時 |
木材(2×10) | 約110本 |
鋼管(φ34×3mm) | 約40本 | |
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) ※バッテリー含む |
410×81×182 | |
質量(kg)※バッテリー含む | 2.5 |
4位 マキタ 充電式レシプロソー JR104DZ
3位でご紹介した製品よりも更に小型の電動ノコギリ(レシプロソー)です。搭載しているバッテリーは10.8Vで、40Vmaxや18Vの製品よりも切断能力は低くなりますが、取り回しに優れた製品です。軽くて扱いやすいので、高いところに手を伸ばして切る場合などに便利です。
また、切断能力が低いといっても、50mmのパイプや木材を切れる性能がありますから、DIY用・家庭用としてもおすすめできる製品です。レシプロソーのブレードだけでなく、ジグソー用のブレードも使えるので、用途に合わせて使い分けることができます。
マルチスイッチを採用していて、拳銃の引き金のような位置にあるトリガスイッチと、胴体の下のパドルスイッチの2つのスイッチがあります。上を向けて使うときや狭い場所で使うときはトリガスイッチ、本体をしっかり保持して使いときはパドルスイッチと、使い分けることができて便利です。
JR104DZの仕様
切断能力(mm) ※152mmブレード使用時 |
パイプ | 50 |
木材 | 50 | |
ストローク(回/分) | 0~3,300 | |
ストローク(mm) | 13 | |
電源(V) | 直流10.8V(スライド) | |
1充電作業量 ※1.5Ahバッテリー(BL1015)使用時 |
木材(2×4) | 約30本 |
鋼管(φ25.4×1.2mm) | 約40本 | |
塩ビ管(φ48×4mm) | 約90本 | |
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) ※バッテリー含む |
376×66×186 | |
質量(kg)※バッテリー含む | 1.3 |
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5位 マキタ 充電式レシプロソー JR101DZ
4位でご紹介したJR104DZと性能的には近い製品です。マルチスイッチを採用している点や、レシプロソーとジグソーの双方のブレードが使える点などが共通しています。JR104DZと同様に取り回しの良さを重視したい人におすすめです。
ただし、10.8Vのバッテリーを搭載している点は共通していますが、JR104DZがスライド式のバッテリーを搭載しているのに対して、本製品は差込式のバッテリーを搭載しています。
スライド式の方が対応する電動工具が多いので、他のマキタ製の電動工具とのバッテリーの共用を考えている人にはJR104DZがおすすめです。ただ、本製品の方が軽量なので、少しでも軽い製品が良い人や既に10.8V差込式バッテリーのマキタ製品を持っている人などは、本製品を選ぶのも良いでしょう。
JR101DZの仕様
切断能力(mm) ※152mmブレード使用時 |
パイプ | 50 |
木材 | 50 | |
ストローク(回/分) | 0~3,300 | |
ストローク(mm) | 13 | |
電源(V) | 直流10.8(差込式) | |
1充電作業量 ※1.3Ahバッテリー(BL1013)使用時 |
木材(2×4) | 約20本 |
鋼管(φ25.4×1.2mm) | 約20本 | |
塩ビ管(φ48×4mm) | 約55本 | |
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) ※バッテリー含む |
355×63×146 | |
質量(kg)※バッテリー含む | 1.1 |
6位 マキタ 充電式レシプロソー JR360DZ
18Vのバッテリーを2個使用することで36V機として使える電動ノコギリ(レシプロソー)です。18V機と比較して約2倍の切断スピードがあり、作業効率に優れた製品です。40Vmaxを搭載した1位にランキングした製品(JR001GZK)とスペック上の切断能力は同等です。高容量のバッテリーを取り付ければ長時間の作業も可能です。
非常にパワフルな製品ですが、バッテリーを2個搭載しているため重量があります。今回ご紹介している製品の中では最も重い製品なので、体力がある人でなければ扱いにくさを感じるかもしれません。
パワフルな電動ノコギリ(レシプロソー)を探していて重さが苦にならない人や、手持ちの18Vのバッテリーを有効活用したい人におすすめの製品です。
JR360DZの仕様
切断能力(mm) ※300mmブレード使用時 |
パイプ | 130 |
木材 | 255 | |
ストローク(回/分) | 低速 | 0~2,300 |
高速 | 0~3,000 | |
ストローク(mm) | 32 | |
電源(V) | 直流36(18V×2) | |
1充電作業量 ※6.0Ahバッテリー(BL1860B)×2本使用時 |
木材(2×10) | 約190本 |
鋼管(φ34×3mm) | 約130本 | |
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) ※バッテリー含む |
449×116×243 | |
質量(kg)※バッテリー含む | 4.6 |
7位 マキタ 小型レシプロソー JR1000FTK
コンパクトなサイズの電動ノコギリ(レシプロソー)です。本製品は、マキタのレシプロソーのラインナップで小型レシプロソーという別カテゴリーに分類されています。大きな特徴として、本製品はレシプロソーのブレードが使用できず、ジグソー用のブレードのみ使用できます。
切断能力はあまり高くありませんが、軽量コンパクトで取り回しが良い点がメリットとなります。また10種類のブレードが付属していて、別にブレードを購入しなくても、様々な用途に使えます。
付属するブレードには、木材や金属を切断するブレードの他、石こうボード・木材仕上げ用や発泡スチロール・ダンボール・ゴム・皮革用が含まれ、更に丸ヤスリや平ヤスリなども含まれます。高い切断能力は必要なく、多用途に使える製品が欲しい方におすすめです。
JR1000FTKの仕様
切断能力(mm) ※パイプは75mm金属用ブレード、木材は105mm木工用ブレード使用時 |
パイプ | 25.4 |
木材 | 55 | |
ストローク(回/分) | 0~4,800 | |
ストローク(mm) | 14 | |
電源(V) | 単相100 | |
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) | 345×65×96 | |
質量(kg) | 1.5 |
8位 マキタ レシプロソー JR3070CT
電源コード式の電動ノコギリ(レシプロソー)です。切断能力の高いパワフルな製品ですが、振動を抑えるマキタのAVT(アンチ バイブレーション テクノロジー)が採用されていて、作業者の負担が少なくなっています。
電源コード式なのでバッテリー切れの心配がなく、ブレードを前後だけでなく上下にも動かして切断能率を上げるオービタル機構も採用されています。6段階のストローク数調整ダイヤル、3段階(オービタルなしを含めると4段階)のオービタル切り替えレバーが搭載されているので、作業内容や切断する材料に合わせた調整が可能です。
多少重量があってもパワフルな製品を使いたい人におすすめです。
JR3070CTの仕様
切断能力(mm) | パイプ | 130 |
木材 | 255 | |
ストローク(回/分) | 0~2,800 | |
ストローク(mm) | 32 | |
電源(V) | 単相100 | |
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm)※バッテリー含む | 485×99×181 | |
質量(kg) | 4.4 |
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一台あると何かと便利な電動ノコギリ(レシプロソー)
丸ノコやジグソーと比べると精密な切断作業には適していませんが、電動ノコギリ(レシプロソー)は一台持っていると便利な電動工具です。ブレード交換で様々な素材の切断に使えますし、手で持って支えて使う電動工具ならではの取り回しの良さは他の切断工具にはないものです。
廃材や粗大ごみを小さくして捨てやすくするような用途にも使えるので、DIY用・家庭用としても便利に使えます。この記事を参考にして、電動ノコギリ(レシプロソー)の購入を検討してみてください。
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