この記事では、マキタのブロワーのおすすめ製品をランキング形式でご紹介します。ブロワーというのは、大量の空気を勢いよく吹き出す機械です。落ち葉の掃除などに便利なので、造園業の方に多く使われています。
一般家庭ではあまり馴染みがない場合もあるかもしれませんが、一台持っておくと意外に役に立ちます。この記事では、マキタのブロワーの用途についても紹介していますので、ブロワーの使い方を知りたい人も参考にしてください。
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マキタのブロワーの用途
マキタのブロワーは風を吹き出す機械ですが、実は意外に用途の広い道具です。ブロワーの様々な用途をご紹介します。
落ち葉や刈った草を集める
落ち葉や草刈機で刈り取った草を竹ぼうきなどを使って集めるのは、時間も手間もかかります。マキタのブロワーがあれば、落ち葉や刈った草を風の力で簡単に集めることができます。
特に芝生が植えられていたり、砂利が敷きつめられている庭の落ち葉を集めるようとすると、竹ぼうきでは上手く落ち葉だけを集めることが難しい場合があります。ブロワーの場合は適切な風量で使用すれば、落ち葉だけを集めることができて非常に便利です。
マキタのブロワーの多くは風量調節機能を備えているので、大きな風量で落ち葉を大雑把に集めた後は、風量を弱めて一箇所に集めて処分するというような使い方もできます。
マキタのブロワーの一部には、集じん機(掃除機)の機能を備えた製品もあります。更に落ち葉を吸引する際に粉砕してダストバッグに集まる落ち葉のかさを減らす、シュレッダー機能を備えた製品もあり、落ち葉の掃除の際に特に便利です。
なお、ブロワーの性能を示す指標として風速と風量がありますが、風速が高いほど濡れた落ち葉などの吹き飛びにくいものを飛ばしやすくなり、風量が多いほど広い面積の落ち葉も一度に吹き飛ばしやすくなります。風速と風量は、どちらか一方が高ければ良いというものではありませんが、製品選びの際の目安にしてください。
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木くずなどを掃除する
建築現場やDIYの作業場では、細かい木くずやおがくずが発生します。手作業で掃除することもできますが、マキタのブロワーで木くずやのこくずを吹き飛ばせば、簡単に短時間で掃除が終わります。
吹き飛ばすだけでなく、集じん機能を備えたマキタのブロワーなら、ゴミを集めて捨てるのも簡単です。
水滴を飛ばす
マキタのブロワーは、水滴を飛ばすこともできます。上の写真は、果樹園で果物に付いた露を飛ばすためにブロワーを使用している様子です。
より一般的な使い方としては、洗車後に水滴を飛ばすのにもマキタのブロワーは役立ちます。洗車をした後で、車に付いた水滴をそのままにしておくと、乾いてシミになって美しく仕上がりません。マキタのブロワーの強力な風を使って水滴を吹き飛ばしておくと、キレイに洗車できます。
水滴をクロスなどで拭き取る方法もありますが、マキタのブロワーを使えば、クロスが届きにくい狭い隙間の水滴も吹き飛ばせるので、洗車して時間が経ってから隙間から水が垂れてくることもありません。
なお、水滴を飛ばす場合、隙間に入り込んだ水滴までしっかり吹き飛ばしたいときは風速が高めのブロワーが適していますし、広い面積の水滴を効率的に吹き飛ばしたいときは風量が多めのブロワーが適しています。
その他
上記以外の用途としては、キャンプなどのアウトドアでもマキタのブロワーは役立ちます。火おこしの際にブロワーで風を送ると、簡単に火を大きくできます。また雨や夜露に濡れたテントなどを収納する際には、マキタのブロワーで水滴を飛ばしておくと、収納作業も楽ですし帰宅してからの手入れも楽になります。
また、窓のサッシに溜まったホコリやエアコンのフィルターを掃除するのにも使えますし、花粉症の時期には家に入る前に花粉を払うのに使ったりもできます。風の力でできることは多いので、マキタのブロワーを一台持っておくと、意外なところで役に立ちます。
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マキタのブロワーおすすめ製品ランキング
ここからは、具体的なおすすめ製品をランキング形式でご紹介します。ランク付けはしていますが、用途によってはランキング下位の製品の方が使いやすい場合もあります。ランキングを参考に自分の用途に合った製品を探してください。
1位 マキタ 充電式ブロワ MUB361DZ
18Vのバッテリーを2個使用する36V機で、パワフルな製品です。特に風速が大きいタイプのブロワーで、濡れた落ち葉を掃除したい場合や洗車後の水滴を飛ばしたい場合に便利です。
強モードと弱モードの切り替えが可能で、落ち葉を寄せ集める場合など風速が強すぎると不都合な場合には、弱モードにすると風が強すぎて困ることがありません。
ご紹介しているのはバッテリー・充電器が付属しないモデルですが、高容量のバッテリーを使用した場合、強モードで36分、弱モードでは1時間以上の使用が可能です。
ロングノズルが付属していて、腰をかがめなくても、楽な姿勢で落ち葉などの清掃ができるのも便利です。
注意点として、本機に使用されているモーターはブラシレスではありません。カーボンブラシの定期的な点検・交換が必要になります。交換頻度はそれほど高くありませんが、メンテンナスが必要になることは承知した上で購入してください。
MUB361DZの仕様
ブロワ | 風量(㎥/分) | 強:4.4 |
弱:2.6 | ||
風速(m/S) | 最大:57~93 | |
平均:36~62 | ||
電源(V) | 直流36(18×2) | |
1充電連続運転時間 ※6.0Ahバッテリー(BL1860B)×2本 使用時 |
強:約36分 | |
弱:約1時間49分 | ||
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm)※ノズル無し | 420×141×197 | |
質量(kg)※バッテリー含む | 3.1 |
2位 マキタ 充電式ブロワ UB185DZ
軽量コンパクトで、持ち運びに便利な製品です。気軽に持ち運んで様々な場所で使いたい人に、特におすすめしたい製品となります。
今回ご紹介している製品の中では風量はやや小さめですが、広範囲の清掃に使うのでなければ、特に不足は感じない十分な性能があります。
集じん機としても使用可能な製品で、吸込みをする場合は、ブロワーとして使用する際の吸気口にノズルを付け、ブロワーの際の送風口にダストバッグを付けて、本体の横から吸い込む形で使います。
注意点として、本製品を集じん機として使う場合は、落ち葉や小枝のような吸込み口で詰まりやすいものは吸わないように指示されています。本機の集じん機能は、ノコギリを使用した後のノコクズのような細かいゴミやホコリ、チリなどを吸引する際に使用してください。
UB185DZの仕様
ブロワ | 風量(㎥/分) | 0~3.2 |
風速(m/S) | 0~98 | |
集じん | 真空度(kPa) | 0~5.8 |
電源(V) | 直流18 | |
1充電連続運転時間 ※3.0Ahバッテリー(BL1830B)使用時 |
強:約13分 | |
中:約30分 | ||
弱:約1時間20分 | ||
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) | 517×156×210 | |
質量(kg)※バッテリー含む | 1.8 |
3位 マキタ 充電式ブロワ MUB001GZ
40Vmaxのバッテリーを搭載した製品で、28mlエンジン式ブロワーと同等のパワーがあります。この記事で紹介している製品の中で風量が群を抜いて多く、広い敷地の落ち葉を掃除する際などに特に威力を発揮します。
パワフルな製品ですが、先端部がやや傾いた設計になっていて、手首への反動が約40%軽減されています。強力が風を起こせる割に、疲労が少ない製品です。
トリガーの引き加減で風量が調節できると共に、トリガーを強く引き込むとブーストモードに切り替わり、一気に最大風量へ切り替えることもできます。
コントロールレバーの操作で風量を調節、風量を一定に保って風を吹き出し続けることもできます。繊細な風量の調節が可能な製品なので、果樹の露飛ばしのような、こまめに風量を調節したい作業にも便利です。
MUB001GZの仕様
ブロワ | 風量(㎥/分) | 16(ブーストモード) | |
13.5(クルーズコンロトール最大時) | |||
風速(m/S) | 最大 | 64(ブーストモード) | |
53(クルーズコンロトール最大時) | |||
平均 | 53.5(ブーストモード) | ||
44(クルーズコンロトール最大時) | |||
電源(V) | 直流36(40Vmax) | ||
1充電連続運転時間 ※2.5Ahバッテリー(BL4025)使用時 |
約1時間~7分(最小~最大) | ||
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) | 850・900・950×167×297 | ||
質量(kg)※バッテリー、ノズル含む | 3.1 |
4位 マキタ ブロワ UB1103
電源コード式のブロワーです。電源が確保できる場所で使用するなら、バッテリーが搭載されていないため軽量で、バッテリー切れの心配もないので長時間の作業もできる、使いやすい製品です。価格が安いのも魅力です。
ダストバッグが付属していて、2位のUB185DZと同じように、ブロワー時の送風口にダストバッグを取り付けて集じん機として使うこともできます。
トリガーの引き加減で風量の調節ができて、ロックボタンを押し込むことで連続運転もできます。
事前にバッテリーを充電しておく手間もないので、使いたいときにすぐに使えるコスパの良いブロワーを探している人におすすめです。
UB1103の仕様
ブロワ | 風量(㎥/分) | 0~4.1 |
風速(m/S) | 最大:0~110 | |
平均:0~91 | ||
集じん | 真空度(kPa) | 0~5.7 |
電源(V) | 単相100 | |
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) | 479×185×178 | |
質量(kg) | 1.8 |
5位 マキタ 充電式ブロワ集じん機 MUB187DZ
ブロワーとしただけでなく、集じん機としても機能性が高い製品です。トリガーの引き加減で風量の調節ができ、レバー操作で風量を一定に保つクルーズコントロール機能も搭載しています。
ブロワーと集じんの切り替えは、レバー操作で簡単に行えます。集じん機能で吸い込んだ落ち葉などを細かく粉砕するシュレッダー機能を搭載していて、ゴミがコンパクトになります。
ノズルの長さは6段階に伸縮可能で、身長に合わせて使いやすい長さにして使ったり、収納時に短くしたりできます。ノズル下にはキャスターが付いていて、集じん作業時の安定性を高めています。
ブロワーとしても集じん機としても便利に使える製品ですが、本体サイズがやや大きく、ブロワーとして使用する際にもダストバッグを取り付ける必要があるので、ブロワー機能のみを手軽に使いたい人には不向きです。
MUB187DZの仕様
ブロワ | 風量(㎥/分) | 4.2 |
風速(m/S) | 最大:64 | |
平均:52 | ||
集じん | 最大風量(㎥/分) | 6.1 |
集じん量(L) | 25 | |
電源(V) | 直流18 | |
1充電連続運転時間 ※3.0Ahバッテリー(BL1830B)使用時 |
ブロワ | 約20分~8分 |
集じん | 約19分~7分 | |
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm)※ダストバッグ含まず | 760~1010×164×365 | |
質量(kg)※バッテリー含む | 3.7 |
6位 マキタ 充電式ブロワ MUB363DZV
バキュームキットを取り付けて、集じん機としても使える製品です。18Vバッテリーを2個使用する36V機で、ブロワーとしても集じん機としてもパワフルな製品となっています。
集じんに適したモード1とブロワーに適したモード2の2モードの切り替えが可能です。トリガースイッチの引き加減による風量調整に加えて、レバー操作によって一定の風量を保つクルーズコントロール機能も有しています。
バキュームキットが付属しないモデルも販売されていますが、ここで紹介しているMUB363DZVはバキュームキットが付属するモデルで、上の画像はバキュームキットを取り付けた状態です。
ブロワーとして使用する際には、ダストバッグと集じんノズルを外し、エルボーパイプをブロワパイプに取り換えます。ブロワーと集じんの切り替えにやや手間がかかりますが、2WAYで使える便利な製品です。
MUB363DZVの仕様
ブロワ | 風量(㎥/分) | 13.4 |
風速(m/S) | 最大:65 | |
平均:54 | ||
集じん | 最大風量(㎥/分) | 12.7 |
最大真空度(kPa) | 3.2 | |
電源(V) | 直流36(18×2) | |
1充電連続運転時間 ※6.0Ahバッテリー(BL1860B)×2本 使用時 |
モード1 | 約1時間30分~30分 |
モード2 | 約1時間30分~9分 | |
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm)※パイプ類、ダストバッグ、ストラップ、バッテリ含まず | 341×193×415 | |
質量(kg)※バッテリー含む、バキュームキット取り付け時 | 6.6 |
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吹き飛ばし、集じんに便利に使えるマキタのブロワー
マキタのブロワーをご紹介しました。マキタのブロワーは、簡単に言うと風を起こすだけの機械なのですが、この記事でも解説したように、使い方によって色々と役に立ちます。集じん機としても使える製品なら、更に便利に使えます。
手作業で行うと労力も時間もかかるものが、ブロワーがあると簡単に短時間で終わることも多いので、この記事を読んでマキタのブロワーに興味が出てきた人は、是非購入を検討してみてください。
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