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インパクトドライバー アタッチメントとビットのおすすめ紹介!

ネジ締めに使用される電動工具、インパクトドライバー。その名の通りインパクト(打撃)を加えながら回転するので、長いネジ締めなどパワーを要する作業が得意です。

そして、専用のアタッチメントを利用することで、もっと汎用性が広がるという特徴も!

そこで今回は、インパクトドライバーのアタッチメント・ビットのおすすめをまとめました。インパクトドライバーをもっと便利に活用したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

インパクトドライバーのアタッチメントとは?

冒頭でお伝えした通り、インパクトドライバーは専用のアタッチメントを付けることで、さまざまな用途で活用できるようになります。

例えば、ドリルチャックを付ければ丸軸のドリルビットを装着できるようになりますし、研磨系アタッチメントを付ければサビ落とし作業も可能となります。「もう少しドリルが長かったらなぁ」という悩みには延長系アタッチメントも。

このように、用途に応じた多種多様のアタッチメントが選べるのです。

インパクトドライバー用ビットとは?

アタッチメントの中には、インパクトドライバー用ビットという道具があります。

インパクトドライバーの先端に付けて使用するアタッチメントのことで、こちらもバリエーションはさまざま。

大きく分けて、穴あけ用(ドリルビットなど)と締付け用(六角ビットなど)があり、その中でも種類は多岐に渡ります。

効率的な作業のためには、不便を解消させるビットも活用したいところ。角や狭い場所のネジ締めに特化したビットや、延長系のビットなど、これらを使うことでより快適に作業を進めることができますよ。

おすすめのインパクトドライバー用ビット

それでは、まずインパクトドライバー用ビットのおすすめからご紹介していきます。

穴あけ用締付け用その他便利なビットの3段落に分けているので、ぜひビット選びの参考にしてみてくださいね!

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穴あけ用ビット

ドリルビット

インパクトドライバーのパワーと振動は、穴あけ作業においての難点となる場合があります。例えば、ビットの軸が折れる、バリが出るなど。

そこで装着したいのがドリルビット

切削時の抵抗を抑え振動を緩めたり、木くずが排出されやすい形状になっていたりと、穴あけ作業をサポートするビットです。

  • 木工用
  • 鉄工用
  • プラスチック用
  • 下穴錘
  • ダボ用ドリル

このように、ドリルビットだけでもさまざまなバリエーションがあります。使う素材にあわせて適切なドリルビットを選びましょう。

フォスナービット

フォスナービットとは、貫通しない大きめの穴をあけるためのビットです。

底面が真っ直ぐ平らになるのが特徴で、簡単に木材の止まり穴加工ができます。

ボルト・ワッシャーのはめ込み、ドロップ蝶番の金具の埋め込み、丸いホゾ穴の作成などに活用。

穴が大きい分パワーが必要となるので、電圧やトルクが高いインパクトドライバーを使用しましょう。

ホールソー

きれいな穴・大きな穴を開けたいときは、ホールソーが便利です。

円の外周のみを掘ってくり抜くように穴を開けるので、仕上がりが美しく負荷も少ない。

木工用や金属用など扱う素材に合わせた製品があり、また、サイズも大小さまざまに販売されています。

締付け用

プラスビット/マイナスビット

プラスビットマイナスビットは、その名の通りプラスネジ/マイナスネジを締めるためのビットです。

よく使われるプラスビットのサイズはNo.1〜No.3までの3種類。

  • No.1:75mm(先端厚0.7mm)
  • No.2:100mm(先端厚0.8mm)
  • No.3:150mm(先端厚1.0mm)

この中で最も使われているのがNo.2なので、迷ったときはこちらを選ぶと安心でしょう。

マイナスドライバーは刃先のサイズで分けられており、最も使われているサイズは刃先5〜10mmです。

六角ビット(ボールポイント)

六角ビット六角レンチの脱着に使用します。先端が六角型になっており、直径をH〜で表記します。

  • H1.5:1.5mm
  •  H2:2mm
  •  H3:3mm
  •  H4:4mm
  •  H5:5mm
  •  H6:6mm
  •  H8:8mm

狭い場所や難しい角度の六角レンチ着脱には、ボールポイントがおすすめ!

ボールポイントとは、先端部分がボール型になっている六角ビットのこと。斜めからでも回すことができるほか、ネジの視認性が上がるというメリットもあります。

ソケットビット

ナットやボルトの締付け・脱着はインパクトレンチで行うものなのですが、ソケットビットを使えばインパクトドライバーでも可能に。

ソケットビットは大きく分けて4種類。軸圧入式・一体成型ビット・ビット交換式・ソケットアダプタです。

この中で最もよく使われているのが、軸圧入式

ソケット部と軸部が分かれており、それぞれ最適な熱処理や素材を用いています。そのため耐久性が高く、また価格も比較的お手頃です。

トルクスビット(ヘックスローブ)

トルクスビットは、トルクス形状のビス・ボルトに対して使用するビットです。

六角とは違い、先端が凹凸していて星形の構造。ネジ頭から離れにくい、回転が分散しにくいというメリットがあります。

トルクスビットのサイズはT〜で表記されており、T1〜T50まで細かくサイズ分けされています。

こちらが、頻繁に使用されるトルクスビットのサイズです。

  • T25:4.43mm
  • T30:30mm
  • T40:6.65mm
  • T45:7.82mm
  • T50:8.84mm

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その他便利なビット

トーションビット

耐久性を重視したい方は、トーションビットがおすすめ。

トーションビットは、真ん中部分がくびれているという特徴があります。

その細い部分が運転中の衝撃を吸収し、ネジ頭や刃の破損を防止。加えて、金属疲労を軽減することでビットの寿命も長持ちします。

スリムビット

スリムビットとは、先端部分が細い形状のビットのことです。

ネジ頭や刃先が見えやすく狭い場所でも作業しやすい。小さなネジや細いビスを扱うときにも活躍します。

トルクはかけづらいですが、柔らかい素材を扱う際など繊細な作業にはもってこいのビットです。

バネ付きビット

ビット交換を簡単に行いたいなら、バネ付きビットがおすすめ。

ビット軸にバネが付いており、スリーブを引くとビットが飛び出てきます。使用することで、バネの力で効率的なビット交換が可能に。

他にも、スライドスリーブ内で熱くなったビットを安全に取り出せる、ビットの遊びが修正しやすい、など利点が多い優秀なビットです。

両頭ビット

両頭ビットは、その名の通り両端とも締め付けに使用できるビットです。

両方同じ形状や、片方ずつ違った形状、サイズ別のものなど、さまざまなバリエーションの両頭ビットがあります。

片方が潰れてももう一方を使用できる、1本買えば2通りの用途で使えるなど、お得感が人気のビットです。

ただし、損傷した側の先端部をスライドスリーブに装着してしまうと、ビットが抜けなくなってしまう恐れが。装着の際には必ず先端部を確認しましょう。

シーリング剤除去ビット

カッターでシーリング剤を除去するのはなかなか骨が折れる...。

そんな面倒な作業も、シーリング剤除去ビットがあればインパクトドライバーでらくらく。

シーリング材と母材の境目に押しつけ回転させるだけで、安全かつ効率的にシーリング剤を除去できます。

おすすめのインパクトドライバー用アタッチメント

ここからは、その他の便利なインパクトドライバー用アタッチメントをご紹介します。

インパクトドライバーをもっと効率的に、もっと便利に使うための道具が盛りだくさん。

ぜひ活用術の参考にしてみてくださいね!

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形状変更系アタッチメント

フレキシブルシャフト

インパクトドライバーが入りずらい狭い箇所コーナーにあるネジを締めたいときは、フレキシブルシャフトが便利!

柔軟性のあるシャフトが先端部分をネジまで届ける、延長アタッチメントです。

本体とネジ部分に距離ができるので、壁や窓際のネジ締めでも本体が干渉しない。

400mmほどの長いフレキシブルシャフトなら、手が届かない場所での作業にも活用できますよ。

エクステンションホルダー

エクステンションホルダーとは長さを継ぎ足すためのアタッチメントで、ビットが締め付け箇所に届かない状況で活躍します。

長い棒の先端にスライドスリーブが付いている形状で、その先にビットを装着。

フレキシブルシャフトとは違い柔軟性はなく、シンプルに長さだけを足すアタッチメントです。

よく使われるアタッチメントなので、1本持っておくと安心ですね。

L型アダプタ(アングルドライバー)

家具の隅や角・際部分などで「狭くてインパクトドライバーが入らない!」こんなときは、インパクトドライバー用L型アダプター(アングルドライバー)の出番です。

L型アダプターとは、ヘッド部分がL型に曲がっているアダプターのこと。

ヘッド部が短く、90度の角度でネジ締めができるので、狭い箇所でのネジ締めが可能となります。

ただし、L型アダプターの装着によりビットを押しつける力は弱くなり、カムアウトしやすくなというる弱点も。

両手でしっかりと押さえつけることができる、サイドハンドル付きのL型アダプタがおすすめです。

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機能を広げるアタッチメント

ドリルチャック

ストレート丸軸のドリルビットは、ノーマルのインパクトドライバーへの装着ができません。

そこで、ドリルチャックの出番。装着することで、ストレート軸のドリルビットを付けることが可能となります。

ドリルチャックは3本の爪でビットを固定するのですが、「チャックハンドル」や「キー」という工具を使って爪を固定するタイプと、工具を使わないキーレスタイプの2通りがあります。チャックハンドルやキーを紛失してしまうと、ビットの付け替えができなくなるので、こだわりがないならキーレスタイプがおすすめ!

使用する際は、ドリルビットの軸径にあったサイズを用意しましょう。

ソケットアダプター

ソケットアダプターは、インパクトドライバーでソケットレンチのコマを使用するためのアタッチメントです。

これにより、先込み角のソケットを装着させ、ボルトやナットの締め外しができるようになります。

ここで注意する点はサイズ。

インパクトドライバーのシャンク径は主に6.35mm。30mm以上のボルト(25.4mm角ドライブクラス)を締め付けるには、6.35mm六角軸の耐久性が追いつかずに折れてしまうケースがあります。

なので、使用するソケットアダプターの差込角は、大きくても19mmサイズまでにしておきましょう。

研磨系アタッチメント

六角軸ダイヤモンドカッター(ダイヤモンドシャープナー)

六角軸ダイヤモンドカッターとは、電着ダイヤコートを施された円型のカッター

超硬製品・ガラス製品・刃物・陶器の研磨ができるようになります。

六角軸フェルトバフ

六角軸フェルトパフは、きめ細かいバフが付いているアタッチメントです。

大きいサイズなら、金属全般の鏡面・最終仕上げに。小さなバフなら、貴金属や宝石など細かいものを。

他にもステンレス鋼、アルミニウム、木材、プラスチック、セラミックなど、さまざまな素材の表面研磨に適しています。

六角軸付砥石

六角軸付砥石先に砥石が付いたアタッチメントで、扱う素材に応じた製品が用意されています。

金属用・ステンレス用・プラスチック用・鉄工用などがあり、形状も円錐型や筒型、丸型などさまざま。

研削や金属加工、バリ取り、刃物・工具の研削など1本で幅広く活躍するので、持っていて損はないアタッチメントです。

ワイヤーブラシ

ワイヤーブラシとは、その名の通りワイヤー素材のブラシが付いたアタッチメントです。

装着すればインパクトドライバーで、バリ・サビ取りや塗装剥がしができるようになります。

ホイール型やカップ型、エンド型など数種類の形状があるので、用途にあわせて使用しましょう。

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専用アダプターでインパクトドライバーをもっと便利に!

おすすめのインパクトドライバー用アタッチメント・ビットをご紹介しました。

インパクトドライバーはネジ締めができることはもちろん、豊富なアタッチメントを活用できるという魅力があります。

アタッチメントを利用することで、インパクトドライバーの弱点を補ったり、より幅広い活用法ができたりと、そのメリットはさまざま。

今回ご紹介した他にも数多くのアタッチメントが販売されているので、気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

専用のアダプター・ビットを取り入れて、お手持ちのインパクトドライバーをより便利に活用しましょう!

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