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マキタサンダーおすすめ人気ランキング!サンダーの様々な種類について解説

サンダーは、木材や金属などの研削・研磨を行う電動工具で、サンドペーパーやサンディングディスクを取り付けて使います。材料の表面を滑らかに整えたり、角を落としたりする作業が効率よく行えます。

手作業で行うよりも労力も時間もかからないので、プロの方はもちろん、DIYにも是非欲しい製品です。

この記事では、マキタ製のサンダーのおすすめ製品をランキング形式でご紹介します。新たに購入を検討している人、買い替えを考えている人は参考にしてください。

なお、研削と研磨は、研削はサンドペーパーや砥石などの表面の砥粒によって素材表面を細かく削る加工、研磨はコンパウンドのような粒子状の研磨剤を用いて表面を滑らかにする加工として区別をすることがあります。ただ、一般的には研削と研磨という用語は特に区別せずに使っていることも多いので、この記事でも厳密な区別はせずに2つの用語を使用しています。

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サンダーの種類

具体的なおすすめ製品を紹介する前に、サンダーの様々な種類について解説します。

オービタルサンダー

オービタルサンダーは、偏心運動によって細かく振動するサンダーです。振動のみで研磨するので、研磨力はあまり高くなく、仕上げ作業に適しています。仕上げサンダーと呼ばれることもあります。

パッドが長方形で平面の研磨がやりやすいのが特長です。機種にもよりますが、市販のサンドペーパーが取り付けられる製品もありコストが抑えられます。

ランダムオービットサンダー

ランダムオービットサンダーは、ランダムサンダーやオービットサンダーとも呼ばれます。パッドが回転すると同時に偏心運動も行うサンダーで、オービットサンダーよりも高い研磨力があります。

平面の研磨はもちろんできますが、曲面の研磨や面取りなどにも使いやすいので、用途が広いサンダーです。バフを取り付けてポリッシャーとして使える製品もあります。

三角サンダー

先端が三角形になったサンダーです。マキタの製品ではミニサンダーという名称ですが、マキタのミニサンダーには先端の三角の部分がない四角タイプの製品もあります。

三角サンダーは、コーナー部分などの研磨に適した製品で、細かく振動をするオービタルサンダーの一種です。本体サイズが小さい製品なので、狭い場所での作業にも便利です。

その他

この記事で紹介しているサンダーは、上記の3種類となります。他のサンダーとしては、円盤状のサンディングディスクを取り付けるディスクサンダー、ベルト状のサンディングペーパーを回転させるベルトサンダーなどがあります。

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マキタ製サンダーのおすすめ人気ランキング

ここからは、具体的にマキタ製サンダーのおすすめ製品をランキング形式で紹介します。用途によっては、ランキング下位の製品の方が便利に使える場合もありますので、自分の用途に合った製品を選んでください。

1位 マキタ 充電式ランダムオービットサンダ BO001CGZ

40Vmaxの強力なバッテリーを使用する、研磨力が高いランダムオービットサンダーです。同社の18V機と比較して約70%出力がアップしていて、コンセントから電源を取るAC機やエアツールを超える研削力があるとされています。

バッテリーを本体に直接装着せずに、バッテリアダプタを介して接続する製品です。ここで紹介しているのは本体のみのモデルなので、使用する際には、バッテリーと充電器に加えて、バッテリーアダプタも準備する必要があります。

アダプターを購入するコストがかかるのは本製品のデメリットになりますが、バッテリーを直接接続しないため本体が軽くなり、取り回しが良くなるメリットがあります

また2位で紹介しているBO005CGZもバッテリアダプタを使用するタイプの製品なので、最初に粗く研磨する際には本機を使用して、仕上げの際にはBO005CGZにバッテリアダプタを付け替えるという使い方もできます。

BO001CGZの仕様

パッド寸法(mm) φ123
ペーパー寸法(mm) φ125
回転数(回転/分) 6,000~10,000
電源(V) 直流36(40Vmax)
1充電作業時間
※2.5Ahバッテリー(BL4025)使用時
約21分
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) 234×123×96
質量(kg) 0.91

2位 マキタ 充電式オービタルサンダ BO005CGZ

40Vmaxのバッテリーを使用するパワフルなオービタルサンダーです。1位にランキングしているBO001GCZと同様に、AC機やエアツールを超える研削力を有する製品です。

バッテリーアダプタを使用するタイプで、3位で紹介しているBO380DZのような本体上部にバッテリーを接続するタイプと比べて本体の高さが大幅に抑えられています。そのため、研磨する面と手元が近く、操作性が大幅に向上しています。

集じん機との無線連動の機能があり、別売のワイヤレスユニットを使うと、サンダーのスイッチをオンにすると集じん機が自動的に作動するようになって便利です。本体のみで使用した場合も粉じんはダストバッグに集まりますが、集じん機を接続して使えば、更に強力に粉じんを集めながら作業ができます。

サンディングシートの取り付けは面ファスナー式で、クランプ式の製品のように市販のサンドペーパーが使えません。ランニングコストの面では、若干不利になります。

BO005CGZの仕様

パッド寸法(mm) 80×130
ペーパー寸法(mm) 80×130
回転数(回転/分) 6,000~10,000
電源(V) 直流36(40Vmax)
1充電作業時間
※2.5Ahバッテリー(BL4025)使用時
約43分
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) 236×80×99
質量(kg) 0.90

3位 マキタ 充電式仕上サンダ BO380DZ

18Vのバッテリーを搭載したAC機と同等の作業効率を実現しているオービタルサンダーです。着脱可能なフロントグリップが付属していて、取り付けた状態なら安定した保持が可能で、取り外せば壁際の研磨作業などの際にグリップが邪魔になりません。グリップの着脱は、工具を使わずに行えます。

作業内容に合わせて3段階の回転数の調節が可能で、高速で粗い面を研磨したり、低速で塗装を剥がしたりと幅広い作業に使用できます。

サンドペーパーの固定はクランプ式で、市販の穴が開いていないサンドペーパーも別売のパンチプレートで穴を開ければ使用することができます。手軽にサンドペーパーの交換を行いたい人向けには、面ファスナ式のサンドペーパーが取り付けられるパッドも別売されています。

BO380DZの仕様

パッド寸法(mm) 93×185
ペーパー寸法(mm) 93×228
回転数(回転/分) 高速:12,000
中速:8,500
低速:4,000
電源(V) 直流18
1充電作業時間
※6.0Ahバッテリー(BL1860B)使用時
高速:約50分
中速:約1時間3分
低速:約1時間50分
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) 336×92×169
質量(kg) 2.1

4位 マキタ 充電式防じんミニサンダ BO483DZ

18Vのバッテリーを搭載した充電式の三角サンダーです。三角の部分を使って隅まで研磨作業ができるのが大きな特長です。また、先端の三角の部分は上面にもサンドペーパーが取り付けられます。よろい戸の研磨をしたい場合などには板の間に先端を差し入れて、上面と下面を使って研磨作業ができます。

バッテリーを斜めに差し込む設計になっていて、重心が後にかかり過ぎない最適な重量バランスを実現しています。速度調節は2段階です。

細かい研磨作業にサンダーを使いたい人の他、コンパクトでバッテリー込みでも1.6kgの重さしかないので、小さく軽いサンダーを手軽に使いたい人にもおすすめです。

なお、今回のランキングには含めていませんが、ほぼ同等の性能で三角の部分がない四角タイプのミニサンダーは、BO480DZの型番で販売されています。

BO483DZの仕様

パッド寸法(mm) 112×190
ペーパー寸法(mm) 三角タイプ:96×96
四角タイプ:114×102
回転数(回転/分) 高速:14,000
低速:11,000
電源(V) 直流18
1充電作業時間
※6.0Ahバッテリー(BL1860B)使用時
高速:約50分
低速:約1時間15分
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) 260×112×147
質量(kg) 1.6

5位 マキタ 仕上サンダ BO3710

電源コード式のオービタルサンダーです。仕上サンダという名称からも分かるように、表面仕上げに適した製品です。研磨力がランダムオービットサンダーほど高くないので、サンダーに慣れていない人でも、削り過ぎるミスを避けられます。

ボディはエルゴノミクス(人間工学)に基づいたデザインで、どんな持ち方をしても握りやすく、作業性に優れています

サンドペーパーの固定方法はクランプ式で、市販のサンドペーパーも使用できます。面ファスナータイプのペーパーを使用したい場合は、面ファスナー用のパッドが別売されています。

重さが1.5kgしかなく本格的なサンダーとしては軽量で、価格も抑えめなので、初めてサンダーを購入する人にもおすすめです。

BO3710の仕様

パッド寸法(mm) 93×185
ペーパー寸法(mm) 93×228
回転数(回転/分) 11,000
電源(V) 単相100
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) 253×92×154
質量(kg) 1.5

6位 マキタ ランダムオービットサンダ BO6050

回転と偏心運動を組み合わせた電源コード式のランダムオービットサンダーです。強制回転駆動モードとフリー回転駆動モードの切り替えが可能で、強制回転駆動モードではパッドが強制的に連続回転し、フリー回転駆動モードでは負荷に応じてパッドがランダムに回転します。

ポリッシャーとしても使用できる製品で、強制回転駆動モードは粗研磨やポリッシングなどに、フリー回転駆動モードは仕上げ研磨やつや出し作業などに適しています。スピード調節はダイヤルの操作で5段階で可能です。

パッドや本体が壁にぶつからないようにガードするパッドプロテクタが付属しているので、壁際での作業の際に、壁を傷付ける心配なく研磨作業が行えます。

電源コード式でバッテリーの消耗を気にせずに長時間の作業もできる点がメリットですが、バッテリーを搭載していないモデルであるにも関わらず、重さが2.5kgあるのはデメリットとなります。

BO6050の仕様

パッド寸法(mm) φ150
ペーパー寸法(mm) φ150
回転数(回転/分) 1,600~6,800
電源(V) 単相100
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) 330×155×145
質量(kg) 2.5

7位 防じんミニサンダ BO4565

電源コード式の三角サンダーです。同社の従来機よりも振動値は約50%減少している一方で研削率は約50%アップしていて、振動が少なく作業性が高い製品です。

速度調節の機能はなく、パッドのサイズが小さく広い面積の研磨には向かないという欠点はありますが、コンパクトで取り回しが良い製品です。

1kg強の軽さで扱いやすいので、女性や高齢の方など体力に不安がある方にもおすすめの製品です。

BO4565の仕様

パッド寸法(mm) 112×190
ペーパー寸法(mm) 三角タイプ:96×96
四角タイプ:114×102
回転数(回転/分) 14,000
電源(V) 単相100
本機寸法 長さ×幅×高さ(mm) 219×112×139
質量(kg) 1.1

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面倒な研磨作業を楽に行えるマキタのサンダー

マキタのサンダーをご紹介しました。サンダーがあれば、時間をかけて手作業でサンドペーパーをかけるよりも、手間も時間もかけずに美しく表面仕上げができます

本文中では触れませんでしたが、サンダーにセットするサンドペーパーは、目の粗さ(粒度)が異なる様々な種類のものが販売されています。粗研磨や仕上げ研磨など、作業に応じて適した粒度のペーパーを選ぶことはとても重要です。

本文中で解説したように、用途によって使用すべきサンダーは変わってきますので、適切なサンダーとペーパーを選んで自分が望む仕上がりを実現してください。

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