「アウトドアキャンプ・車中泊キャンプ」ブームでポータブル電源の需要が右肩上がりの状況にあります。
「購入を考えている」キャンパーが多いのではないでしょうか?
さらに、災害や緊急時の電源確保は重要であり、防災グッズとして重要な役割を担うのがポータブル電源と言えます。
さっそく、ポータブル電源の使い道10選を項目ごとに詳しく解説しましょう。
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【キャンプ】ポータブル電源の使い道 10選
1.電気毛布や電気カーペットの電源
秋冬の寒い時期に活躍するのが電気毛布や電気カーペットなどの暖房器具です。
特に、電気毛布はキャンプで想定される使用シーンが多く、秋冬の季節に欠かせないアイテムと言えるでしょう。(価格や強度の点でポリエステルおよびアクリル素材がおすすめです)
ちなみに、電気毛布は電気を利用して加温できる毛布となります。
1900年代初頭に発明された電気毛布は、改良がすすみ暖を取る手段として多くのユーザーから高く評価されるようになりました。
それから、電気カーペットも暖を取る手段として非常に優秀で、電気毛布とペアで使用すれば効率よく身体を温められます。
これらアイテムの使用には、ポータブル電源の準備が欠かせません。
一般的な電気毛布なら消費電力は50W~100W程度です。
キャンプ前に、使用できる時間を計算しておきましょう。
50Wの電気毛布を500Wh容量のポータブル電源で使用するなら、500Wh÷50W=10時間が計算により導かれます。
毛布の複数使用や、長時間使用が見込まれるなら、さらに大容量のバッテリーを用意してください。
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2.電気式クッカー使用時の電源
車中泊キャンプでは、火気の使用が難しくなります。
またアウトドアキャンプでも火気の使用制限がある場合は、電気利用の調理器具が重宝するでしょう。
最近では便利な電子クッカーが登場しており、車中泊キャンプの強い味方となります。
使いやすい電気式ライスクッカーやマルチクッカーを準備しておきましょう。
使用電力は300W前後かかりますから、500Whのポータブル電源なら500Wh÷300W=1.66時間使えます。
調理時間を考えて大容量のポータブル電源を用意すれば安心ですね。
3.テレビゲーム・ビデオゲームで遊ぶための電源
ファミリーキャンパーなら分かると思いますが、子供たちがいきなり本格的なアウトドアシーンを楽しめるとは限りません。
また、キャンプ時のスキマ時間にゲームを楽しみにしている「ちびっこキャンパー」はいらっしゃいませんか?
そこで、テレビゲーム・ビデオゲームを楽しめる環境を事前に用意しておけば安心です。
モバイルWi-Fiルーターとポータブル電源を用意しましょう。
回線や電源を整えておけば、時間を気にせず楽しめますよ。
4.アウトドアでテレビ観戦するための電源
アウトドアキャンプや車中泊キャンプ時に限って、楽しみにしていたスポーツイベントのテレビ放映予定が重なることはありませんか?
そのような場合に、ポータブル電源があれば大型モニターでお気に入りのスポーツイベントを観戦できます。
「わざわざアウトドアでテレビ観戦なんて」と思われるかも知れませんが、お住まいの環境によっては大音量で視聴できないケースがあるでしょう。
その点、周囲に影響の及びにくい屋外の場所を選べば、迫力ある音量で「アウトドアでのテレビ観戦」を気心の知れたメンバーで楽しめます。
これは、さながらプライベートのパブリックビューイングとなりますから、想像以上に楽しめること間違いありません。
5.キャンプ照明の電源
テント内や車内で、夜間を安全に過ごすには照明が必要です。
最近の照明器具は省エネ性能の高さからLED照明が増えてきましたが、電源がなければ照明器具を稼働させることはできません。
特に、ファミリーでアウトドアキャンプおよび車中泊キャンプする場合は、より多くの照明が必要でしょう。
そのような場合は、大容量ポータブル電源があれば長時間照明に対応しますから、安心ですね。
6.ポータブル冷凍・冷蔵庫の電源
アウトドアシーンで活躍するのがコンパクトタイプのポータブル冷凍・冷蔵庫です。
短時間のアウトドアならクーラーボックスで事足りますが、1泊以上のキャンプでは保冷剤がもちませんから、電気利用のポータブル冷凍・冷蔵庫を準備しておけば安心でしょう。
また、ドライブ途中の「道の駅」などで「溶けやすい食材」や「傷みやすい食材」を購入したい場合に、クーラーボックスでは対応が難しくポータブル冷凍・冷蔵庫を用意したいシーンです。
そのような場合は、ポータブル冷凍・冷蔵庫を備えて温度コントロールをすれば、傷みやすい食材を適切に管理できます。
野外の気温は、時間や天候に大きく左右されるものです。
「食材の適正な温度管理」なら、ポータブル冷凍・冷蔵庫の利便性はクーラーボックスと比べるまでもありません。
多くのベテランキャンパーが揃える傾向にあると言えるでしょう。
一方、クーラーボックスと比較した際のデメリットは「本体の重さ」と「要電源」です。
「本体の重さ」問題は、多くのキャンプ場でキャンプスペース近くに車が停められますから、
事前の確認で解決を目指してください。
「要電源」問題は、大容量のポータブル電源で解決しますから、快適なアウトドアライフに欠かせないアイテム、と言っても過言ではないでしょう。
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7.扇風機の電源
秋冬キャンプには電気毛布で暖を取る必要があるのと同様に、夏キャンプ(春夏キャンプ)には扇風機が欠かせません。
とくに最近の夏は暑さがひどく、対策を講じないと短時間で熱中症の憂き目を見ることになります。
そこで、ベテランキャンパーが用意するのはズバリ扇風機です。
扇風機は身体の熱を逃がすだけでなく、テント内や車内を換気して、こもった熱気を外へ放出する役割を担います。
1台の扇風機を稼働させるだけなら、500Wh容量のポータブル電源があれば大丈夫でしょう。
ただし、扇風機の複数稼働なら、なるべく大容量タイプを用意したいところです。
8.電動エアーポンプの電源
アウトドアレジャー用の浮き輪やSUPボード(スタンドアップパドルボード)やエアーベッド・クッションなど、電動エアーポンプの活躍シーンは増加傾向にあります。
ポンプの稼働には電気が必要ですから、大容量のポータブル電源を用意しておけば複数のアイテムに対応可能です。
手軽さ、携帯性を考える場合は300Wh程度のバッテリー容量モデルがオススメですが、持ち運びにこだわらないなら「大は小を兼ねる」と考えてください。
9.炊飯ジャーの電源
日本人なら食事に米食を欠かせないでしょう。
もちろん焚火で飯盒炊さんがアウトドアの醍醐味かも知れませんが、手軽にごはんを炊くなら炊飯ジャーの活用がおすすめです。
炊飯ジャーを使えば失敗がありませんから、アウトドア初心者も安心して炊飯に取り組めますね。
購入の際は消費電力をしっかりとチェックしましょう。
また、炊飯ジャーで炊飯できる量のチェックも重要です。
1合から2合炊きで5,000円前後、消費電力200Wモデルが人気となります。
ちなみに、家庭用炊飯ジャーの場合、3合炊きで350W程度消費しますので、ソロキャンプが多いなら専用の炊飯ジャー(ライスクッカー)を用意した方が効率よいでしょう。
一方、ファミリーキャンプの機会が多いなら、ご家庭使用の炊飯ジャーの応用が可能です。ただし、電力を大量消費する点と、大容量ポータブル電源が必要になる点を忘れてはなりません。
10.プロジェクターの電源
キャンプの夜に楽しめるのが屋外シアターです。
大勢のキャンプ仲間やファミリーで楽しむ屋外での映画鑑賞は、日常では得られない経験となり、記憶に残るイベントとなるでしょう。
また、大画面が構築されますから、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)などを接続すれば大勢でゲームも楽しめます。
レジャーの幅を広げると言っても過言ではないでしょう。
ちなみに、屋外シアターの設営は難しくありません。
基本的には「スクリーン」「プロジェクター」「スピーカー」を用意すれば、素敵な体験にキャンプ仲間を招待できます。
ただし、忘れてはならないのが「十分な電源」です。
重量はありますが、1,000Whクラスのポータブル電源を用意すれば屋外シアターに対応できるでしょう。
まとめ
アウトドアキャンプや車中泊キャンプに、ポータブル電源は欠かせない存在となりつつあります。
こちらの記事で使用シーンの事例を挙げましたが、ポータブル電源は間違いなくキャンプのクオリティ向上につながるアイテムと言えるでしょう。
近年、アウトドアライフに適した電化製品が多数発表されています。
初心者からベテランキャンパーまで、楽しみ方の幅を広げるアイテムを入手してください。
もちろん、アイテムにマッチするポータブル電源の準備は大切です。
キャンプ場のルールを守って、快適なアウトドアライフを楽しみましょう。