ポータブル電源

【2025年】大容量5000wh以上のポータブル電源おすすめ人気ランキング!

ポータブル電源は容量が大きいほど、様々な電化製品を長時間使用することができて便利です

もっとも、アウトドアなどで使用する場合は、持ち運びやすさも考慮する必要があります。あまり大きなサイズ・重さのポータブル電源は持ち運べないので、容量を増やすにも限界があります。

一方、防災用にポータブル電源を用意する場合は、できるだけ容量の大きいものを選んでおいた方が良いと言えます。

この記事では、容量が5000Wh以上のポータブル電源を紹介します。ただ、容量5000Wh以上の製品は多くないので、拡張バッテリーの容量を含めて5000Wh以上の製品も含めています。

大容量のポータブル電源の購入を検討されている方は、是非参考にしてください。

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5000Wh以上のポータブル電源で使用できる電化製品は?

具体的なおすすめ製品を紹介する前に、5000Whという容量がどのくらい大きいものなのか、どんな電化製品が何時間くらい使えるのか見てみます。

電化製品の消費電力は製品によって違いますが、表にまとめましたので参考にしてください。比較のために、1000Whのポータブル電源の場合も載せておきます。

消費電力 5000Whのポータブル電源での使用時間 1000Whのポータブル電源での使用時間
扇風機 45W 88.9時間 17.8時間
電気毛布 60W 66.7時間 13.3時間
液晶テレビ 150W 26.7時間 5.3時間
冷蔵庫 300W 13.3時間 2.7時間
炊飯器 500W 8.0時間 1.6時間
電気ケトル 900W 4.4時間 0.9時間
ヘアドライヤー 1200W 3.3時間 0.7時間
電子レンジ 1300W 3.1時間 0.6時間
電気ストーブ 1500W 2.7時間 0.5時間

一般的には1000Whでも容量が大きなポータブル電源と言えますが、5000Whまで増えると様々な電化製品が長時間使えることが分かります。

ちなみに、ポータブル電源の容量と電化製品の消費電力から使用時間を計算する式は、以下の通りです。上の表にない電化製品や実際に自宅にある電化製品の使用時間を計算したいときは、以下の式に当てはめてみてください。

(ポータブル電源の容量×0.8)÷電化製品の消費電力=使用時間

ポータブル電源の容量に0.8を書けるのは、充電した電気は全てが使えるわけではなく、ある程度のロスが生じるためです。

なお、上の表では電化製品の定格消費電力で計算をしています。定格消費電力は、その電化製品を最大限に使用した場合に消費する電力です。

冷蔵庫のような電化製品は、一旦庫内を冷やすためには多くの電力を使いますが、その後に温度を維持するためには電力をあまり使いません。

したがって、上の表の使用時間は、実際よりも短めに計算されていることになります。実際には冷蔵庫の場合は、5000Whのポータブル電源なら4日から6日程度は動かすことができます

実際に使用するときの消費電力に近い形で使用時間を計算するには、冷蔵庫の場合は年間消費電力量がメーカーのホームページなどに記載されているので、これを基に1日の消費電力量を計算して、それでポータブル電源の容量を割ることで計算できます。

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5000Wh以上のポータブル電源おすすめ製品ランキング

ここからは、5000Wh以上のポータブル電源のおすすめ製品を紹介します。この記事の冒頭でも書いたように、拡張バッテリーの容量を含めて5000Wh以上になる製品を含めてご紹介します。

なお、以下の各製品の仕様を紹介する表では、便宜上USB出力とDC出力を分けて記載していますが、厳密にはUSB出力はDC出力の一種です。

 

1位 EENOUR ポータブル電源 P5000PRO

拡張バッテリーを使用しなくても、ポータブル電源本体だけで5120Whの容量を持った製品です。車輪を備えているので、平坦な道であれば移動は難しくありませんが、重さが50kgを超えるのでアウトドア用よりも、防災用に適しています。

定格出力も3300Wあり、十分な数値です。更に、定格出力を超える電化製品であっても、電圧を下げることで利用可能にする定電力モードも搭載しています。定電力モード使用時には、定格消費電力が4000Wまでの電化製品が使えます

ただし、定電力モードは本来の電圧で作動させた場合よりもパワーが弱くなります。基本的には、定格出力の範囲内で使用することをおすすめします。ただ、本来は出力不足で使用できないはずの電化製品も使用できるので、定電力モードを備えている本製品は、非常時には頼りになります。

また、出力ポートの数、種類が豊富で、最大15台の機器に同時に給電できます。0.01秒以内にバッテリーからの給電に切り替わるUPS(無停電電源装置)の機能も備えているので、バックアップ電源として十分な性能を発揮します。

P5000PROの仕様

容量 5120Wh
定格出力 3300W
AC出力 100V 20A×4、100V 30A×1
USB出力 USB-A×2、USB-A(QC3.0対応)×2、USB-C(PD 100W)×2
DC出力 DC5521×2、シガーソケット×1、航空ソケット×1
サイズ 550×487×299mm
質量 53kg

 

2位 Dabbsson ポータブル電源DBS3500と拡張バッテリーDBS5300Bのセット


ポータブル電源DBS3500の容量が3430Wh、拡張バッテリーDBS5300Bの容量が5320Whで、合計8750Whの大容量になります。定格出力は3000Wで、電圧100Vの電化製品であれば、ほとんどの製品が使えると言っていいでしょう。

ポータブル電源は内蔵バッテリーの劣化の問題を避けられませんが、本製品は、EV車向けの半固体リン酸鉄リチウムバッテリーを搭載していて、4500回の充放電サイクルを繰り返しても、初期容量の80%維持します。

拡張バッテリーの容量がかなり大きく、DBS3500を2台とDBS5300Bを4台接続して、最大28,140Whにまで拡張することもできます。容量を重視してポータブル電源・拡張バッテリーを選びたい人におすすめです。

なお、他のメーカーの拡張バッテリーの中にはDC出力のポートが搭載されていて、拡張バッテリーだけでも一部の機能が使用できる製品がありますが、DBS5300Bにはポート類はなく、単体での使用はできません。

DBS3500の仕様

容量 3430Wh
定格出力 3000W
AC出力 100V 20A×4、100V 30A×1
USB出力 USB-A(5V 2.4A)×1、USB-A(5V 3.0A,9V 2A,12V 1.5A 最大18W)×2、USB-C(5/9/12/15V 3A,20V 5A 最大100W)×2、USB-C(5/9V 3A,12V 2.5A,15V 2A, 20V 1.5A 最大30W)×1
DC出力 DC5521(12.6V 4A 最大50.4W)×2、シガーソケット(12.6V 10A 最大126W)×1、Anderson(12.6V 30A 最大378W)×1、Anderson(24V 15A 最大360W)×1
サイズ 533×305×393mm
質量 40.7kg

DBS5300Bの仕様

容量 5320Wh
サイズ 533×305×393mm
質量 42.9kg

 

3位 Dabbsson ポータブル電源DBS3500 2台と並列接続ボックスのセット


ポータブル電源DBS3500を2台を接続して使うセットです。容量は2台で6860Whになります。ポータブル電源を2台並列して使用するメリットとして、容量が増えるだけでなく、出力と電圧も2倍になります

並列接続ボックスのコンセントには、200Vの電化製品を接続できるコンセントが設けられていて、大型機器や照明システムなどへの電源供給も可能です。

2位でご紹介したポータブル電源と拡張バッテリーのセットと比べると、200Vの電化製品が使えるメリットはありますが、容量は若干少なく、価格が若干高くなります。容量やコスパを重視する人は2位のセット、200V電圧の電化製品を使いたい人は、本製品を選ぶと良いでしょう

DBS3500の仕様

容量 3430Wh
定格出力 3000W
AC出力 100V 20A×4、100V 30A×1
USB出力 USB-A(5V 2.4A)×1、USB-A(5V 3.0A,9V 2A,12V 1.5A 最大18W)×2、USB-C(5/9/12/15V 3A,20V 5A 最大100W)×2、USB-C(5/9V 3A,12V 2.5A,15V 2A, 20V 1.5A 最大30W)×1
DC出力 DC5521(12.6V 4A 最大50.4W)×2、シガーソケット(12.6V 10A 最大126W)×1、Anderson(12.6V 30A 最大378W)×1、Anderson(24V 15A 最大360W)×1
サイズ 533×305×393mm
質量 40.7kg

並列接続した場合の仕様

並列接続時の容量 6860Wh
並列接続時の出力 6000W
並列接続ボックスのAC出力 100-220V 30A×1、100-220V 30A×1、200-220V 20A×2

 

4位 BLUETTI ポータブル電源AC500と拡張バッテリーB300 2台のセット

この記事でご紹介している他の製品とは異なり、AC500はモジュール式のポータブル電源です。モジュール式というのは、それぞれの機能を持ったパーツ(モジュール)がひとまとまりになって、最終的な機能を果たす仕組みのことです。

本製品の場合、AC500にはバッテリーが内蔵されておらず、B300Sのようなバッテリーユニットと一緒に使うことで、電源として機能します。したがって、AC500は最低でもB300S一台とセットで使う必要があるので、持ち運んで使うのには適していません。

一方、AC500には、最大6台までB300Sを接続することができ、18,432Whまで容量を増やすことができます。ここで紹介しているB300S 2台とのセットの場合、容量は6144Whです。持ち運びやすさを考慮せずに、自宅に据え置きで使用する防災用のバックアップ電源として考えると優秀な製品です。

なお、AC500は単独では使用できませんが、BC300SにはDC出力ポートが搭載されているので、スマホの充電などはBC300S単体でも可能です。

販売サイト

BLUETTI公式サイト

楽天市場 BLUETTI公式ショップ

AC500の仕様

出力 5000W
AC出力 100V 20A×3、L5-30R(120V 30A)×1、TT-30R(120V 30A)×1、NEMA14-50(120V 50A)×1
USB出力 USB-A(5V 3A)×2、USB-A(3.6-12V 3A 最大18W)×2、USB-C(5/9/12/15/20V 3A,20V 5A 最大100W)×2
DC出力 シガーソケット(24V 10A)×1、DC(12V 30A)×1
ワイヤレス充電 15W Max×2
サイズ 520×325×358mm
質量 30kg

B300Sの仕様

容量 3072Wh
USB出力 USB-A(3.6-12V 3A 最大18W)×1、USB-C(5/9/12/15/20V 3A,20V 5A 最大100W)×1
DC出力 シガーソケット(12V 10A)×1
サイズ 520×320×263mm
質量 38kg

 

5位 EENOUR ポータブル電源F4000と拡張バッテリーX2000 2台のセット

ポータブル電源F4000の容量が2048Wh、それに2048Whの拡張バッテリーX2000を2台接続して、合計で6144Whの容量になるセットです。定格出力は3300Wで、定電力モード時には4000Wの消費電力の電化製品まで使用することができます。

6位にランキングした同社のF2000とX2000のセットとの違いは主に出力の差で、F2000は定格出力2200Wです。消費電力の大きな電化製品を一度に複数台使用したいなど、大きな出力が必要になる使い方をする場合は、本製品をおすすめします

出力ポートが豊富で、コンセントが5つ、DC出力もUSBが4つに、シガーソケットも搭載しています。また充電方法については、コンセントからの充電が1500Wの高速充電と600Wの低速充電から選べ、ソーラーパネルやシガーソケットからの充電も可能です。コンセントからの充電とソーラーパネルからの充電を併用して、最短で1時間で充電できる充電時間の短さも魅力です。

F4000の仕様

容量 2048Wh
定格出力 3300W
AC出力 100V 20A×4、100V 30A×1
USB出力 USB-A(5V 2.4A)×2、USB-A(5V 3.0A,9V 2A,12V 1.5A 最大18W)×2、USB-C(5/9/12/15V 3A,20V 5A 最大100W)×2
DC出力 DC(12V 3A)×2、シガーソケット(12V 10A 120W)×1、航空ソケット(24V 10A 240W)×1
サイズ 475×296×319.5mm
質量 26kg

X2000の仕様

容量 2048Wh
USB出力 USB-A(5V 2.4A 12W)×1、USB-C(5/9/12/15V 3A,20V 5A 100W)×1
DC出力 シガーソケット(12V 10A 120W)×1、XT90(48V 15A 720W)×1
サイズ 475×296×241mm
質量 18.27kg

 

6位 EENOUR ポータブル電源F2000と拡張バッテリーX2000 2台のセット


ポータブル電源F2000が2048Wh、拡張バッテリーX2000も2048Whで、拡張バッテリーを2個接続すると6144Whの容量になるセットです。3位で紹介したセットのポータブル電源がF4000からF2000に変わっているセットとなります。

本体と拡張バッテリーで合計3つのユニットで運用することになるので、不便に感じるかもしれませんが、F2000の重さは今回紹介している製品の中で最も軽いので、持ち運んで使用する際には便利です。また拡張バッテリーにもDCポートがあり、拡張バッテリーのみでも使えるので、3つのユニットをバラバラに使うこともできます。使い方によっては、ユニット3つで構成されていることは、むしろメリットにもなり得ます。

3位で紹介したセットのところでも解説したように、F4000の方が高い出力を出せるので、出力を重視するなら3位のセットがおすすめです。ただ、価格は、本セットの方が安いので、F2000の定格出力2200Wで十分という人は、こちらの方がコスパ良く購入できます

F2000の仕様

容量 2048Wh
定格出力 2200W
AC出力 100V 20A×4、100V 30A×1
USB出力 USB-A(5V 2.4A)×2、USB-A(5V 3.0A,9V 2A,12V 1.5A 18W)×2、USB-C(5/9/12/15V 3A,20V 5A 100W)×2
DC出力 DC(12V 3A)×2、シガーソケット(12V 10A 120W)×1、航空ソケット(24V 10A 240W)×1
サイズ 475×296×319.5mm
質量 23.6kg

X2000の仕様

容量 2048Wh
USB出力 USB-A(5V 2.4A 12W)×1、USB-C(5/9/12/15V 3A,20V 5A 100W)×1
DC出力 シガーソケット(12V 10A 120W)×1、XT90(48V 15A 720W)×1
サイズ 475×296×241mm
質量 18.27kg

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防災や節電に便利な大容量のポータブル電源

5000Wh以上の容量を備えたポータブル電源をご紹介しました。大容量のポータブル電源は、サイズや重さも大きくなるので、アウトドア用には向かない面がありますが、防災用としては使える電気の量が多いため便利です。また、ソーラーパネルを使って充電した電気を使って、節電をすることもできます

防災や節電のために大容量のポータブル電源の購入を検討されている方は、この記事を是非参考にしてください。

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