グラインダーは取り付けたディスク(砥石)を高速回転させて、研磨・切断・研削をする電動工具です。ディスクを交換することで、金属、木材、石材など幅広い素材に対応できます。
研磨から切断まで加工の用途が広く、プロの職人から家庭でのDIYまで幅広く活用されています。
この記事では、マキタ100Vグラインダーのおすすめ用途と作業例を紹介しています。また、安全に使用するための注意点も解説しているので参考にしてくださいね。
マキタ100Vグラインダーの特徴とメリット

マキタ100Vグラインダーはコンセントにつないで使用するタイプのグラインダーです。電池切れやパワーダウンをしないので、ストレスなく作業ができます。
また、バッテリーが必要なく充電式より軽量です。価格も同クラスの充電式と比較して安価なものが多く、電源の確保ができるならマキタ100Vグラインダーをおすすめします。
また、マキタ100Vグラインダーには、一般的なディスクグラインダーと電子ディスクグラインダーがあります。電子ディスクグラインダーはさまざまな電子制御により、回転数が落ちにくく安定した作業が可能です。
マキタ100Vグラインダーのおすすめ用途

グラインダーはディスクを交換することで、金属、木材、コンクリートなどさまざまな素材の研磨・切断・研削に活用できます。
研磨
ディスクの円周部分を使って素材を磨きます。素材に適した研磨用のディスクを取り付け、研磨剤などを用いて素材の表面をなめらかに加工します。
ディスクの角度を15度くらいに保ち、立てすぎないようにするのがコツです。
切断
素材に適した切断用ディスクを取り付け、ディスクの外周面を使って切断します。
切断の進み具合に合わせて適度な力で押すようにするのがコツです。
また、切断砥石を装着して作業をする際は、切断ディスク用の「砥石カバー」を装着しましょう。
研削
素材に適した研削用ディスクを取り付け、ディスクの側面を使って研削します。
ディスクの角度が15度くらいになるようにして、材料に強く押しつけず、表面に当てる程度の力加減にするのがコツです。
マキタ100Vグラインダーの作業例

グラインダーはディスクを交換することで、金属、木材、コンクリートなどさまざまな素材の研磨・切断・研削に活用できます。ここでは素材ごとの作業例を一部紹介してみました。
金属加工
- 鉄筋など鉄材の切断やバリ取り・サビ落とし・溶接部分の仕上げ
- 金属の研削・サビ落とし・鏡面仕上げ
- ステンレスの切断
金属に対応したディスクを取り付けることで、鉄や金属類のさまざまな加工ができます。
木工加工
- 木材の角を丸くなめらかにする
- 木材に凹みをつけるなどの研削
- 木材の表面仕上げ
木材に適したディスクを取り付けることで、木材の研削や表面仕上げなどの加工ができます。
コンクリートや石材の加工
- コンクリートの切断・削り・面取り・仕上げ加工
- ブロック、レンガの切断・削り・面取り・仕上げ加工
- 石材や瓦などの切断・削り・面取り・仕上げ加工
コンクリートや石材に適したディスクを取り付けることで、切断から仕上げまでさまざまな加工ができます。
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使用する際の注意点

グラインダーはたいへん便利な電動工具ですが、作業には危険が伴います。そこで、いくつか注意点を紹介します。
保護具を着用する
グラインダーで切削していると、破片や火花が勢いよく飛んでくる場合があります。非常に危険なので長袖長ズボンの作業服、保護メガネ、防じんマスク、皮手袋(軍手はダメ)を着用しましょう。
作業スペースの確保
十分な作業スペースを確保し、周りに人がいないか確認してから作業をおこないましょう。
加工材料を固定する
グラインダーで研磨・切断・研削の作業中に材料が動くと危険です。加工材料は固定しましょう。
試運転をする
ディスクを装着したら砥石の状態を確認して、必ず試運転をおこなってから作業をしてください。また、使用しないときは忘れずに電源を抜きましょう。
まとめ
この記事ではマキタ100Vグラインダーについて、特徴やおすすめ用途と作業例などを紹介してきました。
グラインダーはディスクを交換することで、金属、木材、コンクリートなどさまざまな素材の研磨・切断・研削に活用できる便利な工具です。
一方で、適切な使い方をしないと危険が伴います。グラインダーを使用するときは安全に留意して作業をおこなうようにしましょう。
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