「そろそろ掃除機を買い替えようかな?」と考えたときに、必ずと言っていいほど候補に挙がるのが「マキタの掃除機」ではないでしょうか。
通販サイトのランキングなどでも、常に上位にランクインしていて気になりますよね。
そこで今回は、マキタの掃除機は業務用と家庭用の違いはあるのか?どんな掃除機があるのか?家庭用にはどれがいいのか?などについてご紹介します。
最後に、業務用と家庭用のおすすめも紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
マキタの掃除機とは
株式会社マキタは1915年創業の電動工具メーカーです。
電動工具から園芸用機器・清掃・アウトドア製品を含めた充電製品を中心に、製品のラインナップを展開している会社です。
マキタの掃除機は建設現場で培ってきたモーターやバッテリーの技術を掃除機にも活用し、いろんなシーンに対応する豊富な機種があります。
建築現場やオフィス・店舗など、さまざまな環境で清掃をするプロの需要にこたえ、吸引力と耐久性を高めた製品、騒音を抑えた製品など、幅広く展開しています。
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マキタ充電式清掃用品シリーズ
マキタ充電式清掃用品の豊富なラインナップを簡単にご紹介します。
- 充電式クリーナー(スティックタイプ)
- 充電式アップライトクリーナー
- 充電式ドライクリーナー
- 充電式背負クリーナー
- 充電式ロボットクリーナー
- 充電式スイーパ
- 充電式集じん機
充電式クリーナー(スティックタイプ)

スティックタイプのコードレスクリーナーです。
軽量でコンパクトなところが魅力で、一般家庭にも人気があります。
たくさんのラインナップがあります。
充電式アップライトクリーナー

業務用の縦型カーペット用掃除機です。
コードレスにより清掃時の電源確保が不要になり、広範囲での作業効率が向上します。
充電式ドライクリーナー

プロ仕様の業務用清掃に特化したクリーナーです。
オフィスビルや待合室、ホテルなどの広範囲の清掃に利用されます。
充電式背負クリーナー

背中に背負う形状の大容量紙パッククリーナーです。
傾斜や段差のある場所など、広いスペースでの清掃に利用されます。
充電式ロボットクリーナー

店舗やオフィス、倉庫などを自動で掃除するクリーナーです。
1回の充電で広い面積の清掃が可能な、大容量ダストボックスのプロ仕様です。
充電式スイーパ

屋内外の広範囲を効率よく清掃できるクリーナーです。
粉塵から落ち葉、ペットボトルまで、さまざまなごみに対応しています。
充電式集じん機

コンパクトなボディで大容量7.5L。
ブロワ作業でごみの吹き飛ばしができます。
また、乾湿両用のため、湿ったごみや液体も吸引できるクリーナーです。
マキタ充電式クリーナーに業務用と家庭用の違いはある?
マキタの充電式クリーナーの紹介ページには、「家庭用」と区別されているものはありません。
マキタ充電式クリーナーは、使用用途や使用場所に特化した業務用クリーナーとして販売されています。
スティックタイプのクリーナーが新幹線の車内清掃に使われていたのは有名ですね。大型商業施設などでもよく見かけます。
元々は、業務用クリーナーとして販売されていたスティックタイプの掃除機が、「通販生活」とのコラボレーションで一般にも販売され、家庭用として人気に火が付いたのだと思われます。実は筆者も購入しました。
スティッククリーナーはアマゾンなど通販サイトでも常に上位にランキングしていて、一般家庭での人気の高さがよくわかります。
家庭で使用するにはスティックタイプの充電式クリーナーがおすすめ
たくさんあるマキタ掃除機のラインナップのなかで、一般家庭で使用するのに適しているのはスティックタイプの充電式クリーナーです。
スティックタイプのクリーナーに業務用・家庭用という区別はありません。
集じん方式やスイッチ、バッテリーなどの種類で分けられ、たくさんのラインナップがあります。それぞれの生活スタイルや環境に合わせて購入されるのがおすすめです。
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充電式クリーナー(スティックタイプ)の集じん方式
集じん方式は以下の3方式です。
- サイクロン一体式
- 紙パック式
- カプセル式
サイクロン一体式

サイクロン一体式は本体とサイクロンを一体化し、細かいゴミを遠心分離してダストカップに集める方式です。
フィルタが目詰まりしにくく、吸引力が長続きするのが特長です。
ゴミの量が見えているため、ゴミ捨てのタイミングが一目でわかるというメリットがあります。ごみを見たくない人には不向きです。
紙パック式

紙パック式は、吸い込んだごみを本体に装着した紙パックに集める方式です。
ボタンを押せばカバーが開き、ごみに触れずに紙パックごとごみ捨てができて便利です。
紙パックは交換が必要なため、紙パックを購入するコストがかかります。
洗って繰り返し使えるダストバッグも使用可能で、洗う手間が嫌でなければ、こちらは経済的ですね。
カプセル式

カプセル式は、本体内部のカプセルに直接ごみをためる方式です。
カプセルをひねって外すだけで簡単にごみ捨てができます。ホコリが舞い散りやすいのが注意点です。
フィルターの水洗いを定期的におこなう必要があります。
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充電式クリーナー(スティックタイプ)のスイッチ
スイッチは以下の3方式です。
- ワンタッチスイッチ
- トリガー式スイッチ
- スライド+トリガスイッチ
ワンタッチスイッチ

ワンタッチスイッチは、グリップについたボタンを1度押したらずっとオンの状態が続き、連続運転に向いています。
また、運転モードの切り替えもボタンでおこない、強さの調節が可能です。
トリガー式のように握り続けなくてもいいので、高いところや狭いところの掃除には便利です。
トリガー式スイッチ

トリガー式スイッチは、グリップについた引き金のようなトリガースイッチを引いているときだけオンの状態になります。
掃除中はずっと握り続けなければならず、指の負担になり連続作業には向いていません。
その一方で、片手でオン・オフができ、こまめに切り替えたいときには便利です。バッテリー消費を抑えられるのがメリットですね。
運転モードの切り替えはありません。
スライド+トリガースイッチ

スライド+トリガースイッチは、こまめにオン・オフしたいときはトリガースイッチを、連続使用したいときはスライド式スイッチを使用、と使い分けることができます。
運転モードの切り替えはありません。
充電式クリーナー(スティックタイプ)のバッテリーについて
スティックタイプの充電式クリーナーには、40V・18V・14.4V・10.8V・7.2Vの電圧の機種がラインナップされています。
電圧が強くなればクリーナーのパワーは強くなりますが、重さと価格も上がります。
また、着脱式のリチウムイオンバッテリーが使用されていて、マキタの他製品との互換性があるのがポイントです。電圧があっていれば、マキタのさまざまな機器と共用することができます。
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マキタ充電式クリーナー(スティックタイプ)のメリット・デメリット

とても人気があるとはいえ、購入するにはメリット・デメリットどちらも知りたいですよね。
以下にご紹介します。
マキタ充電式クリーナー(スティックタイプ)のメリット
- 軽くてコンパクト
- コストパフォーマンスが高い
- 着脱式のバッテリー
- 充電が早い
一般的な他社スティッククリーナーの重さは1.5㎏〜2.0㎏ですが、マキタのスティッククリーナーは1.8㎏〜0.81㎏と軽量でコンパクトなのが最大のポイントです。
また、リーズナブルに1万円台から購入できるのも魅力です。
着脱式のバッテリーのため、コンセントがあればどこでも充電ができます。
充電時間もほとんどの機種が30分前後で終了します。他社製品は数時間かかるものが多いなかで格段に速いです。
マキタ充電式クリーナー(スティックタイプ)のデメリット
- 毛足の長いカーペットには不向き
- 自立しない
- 充電器の置き場所が必要
クリーナーのノズルにカーペット用ブラシがないため、毛足の長いカーペットの掃除には向きません。
クリーナー本体が自立せず、収納スタンドを購入するか、壁に立てかけておくかたちになります。
また、充電は専用の充電器でおこなうため、充電器の置き場所が必要です。
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業務用におすすめのクリーナーはVC005

業務用におすすめの充電式クリーナーはVC005です。
VC005は業務用清掃に特化したハイパワーの掃除機です。
40Vmaxバッテリが2本並列可能で、残量がなくなると自動で切り替わり長時間の清掃が可能になります。
オフィスビルや待合室、ホテル内など広範囲の清掃に向いています。
バッテリー、充電器は別売りです。
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家庭用におすすめのスティックタイプクリーナー
家庭用におすすめのスティックタイプクリーナーを紹介します。
家庭用メイン掃除機として、おすすめはCL286FD

家庭用のメイン掃除機として、おすすめはCL286FDです。
サイクロンユニットを本体と一体化。フィルタが目詰まりしにくく吸引力が長続きします。
モーター制御の最適化により、40Vmax仕様と同等の吸引力を実現しました。
薄暗い場所での掃除に便利なLEDライト付き。バッテリー容量が少なくなったら点滅してお知らせしてくれます。
バッテリー | 18V |
集じん方式 | サイクロン一体式 |
スイッチ | ワンタッチスイッチ |
集じん容量 | 250mL |
吸込仕事率 | パワフル 100W 強 60W 標準 35W エコ15W |
連続使用時間(めやす) | パワフル 約8分 強 約15分 標準 約21分 エコ 約38分 |
重さ | 1.7㎏ |
サイズ | 長さ 1,106mm 幅 113mm 高さ 177mm |
家庭用サブ機として、おすすめはCL107FD

家庭用のサブ機として、おすすめはCL107FDです。
重さがわずか1.1㎏で、子どもや力の弱い年配の人でも扱えるくらいの軽さです。
紙パック式のため、手を汚さず簡単にごみ捨てができます。
薄暗い場所での掃除に便利なLEDライト付き。バッテリー容量が少なくなったら点滅してお知らせしてくれます。
バッテリー | 10.8V |
集じん方式 | 紙パック式 |
スイッチ | ワンタッチスイッチ |
集じん容量 ダストバッグ/紙パック | 500mL/330mL |
吸込仕事率 | パワフル 32W 強 20W 標準 5W |
連続使用時間(めやす) | パワフル 約10分 強 約12分 標準 約25分 |
重さ | 1.1㎏ |
サイズ | 長さ 960mm 幅 112mm 高さ 150mm |
まとめ
この記事では、マキタの掃除機について業務用と家庭用の違いはあるのか?の検証と、おすすめのクリーナーをご紹介をしてきました。
マキタの掃除機は元々、業務用として製造、販売されていましたが、スティックタイプクリーナーを一般販売することにより人気に火が付いたのでしょう。
スティックタイプクリーナーは5種類の電圧の機種があり、それぞれに集じん方式やスイッチの種類も選べるようにたくさんのラインナップがあります。
購入されるときは、生活スタイルや環境に合わせて選ぶことをおすすめします。
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