ポータブル電源の活躍シーンは、キャンプや車中泊など「レジャーに活躍」は言うまでもありません。
ポータブル電源の利用は、アウトドアシーンにとどまらず「緊急時の非常電源」やソーラーパネルとのコンビネーションで「電気代節約」まで考えられます。
ニーズおよび活用シーンの広がりを見せるポータブル電源。信頼できるおすすめメーカーを紹介しましょう。
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JVCケンウッド(Victor-ビクター)
「JVCケンウッド」は、2008年に「日本ビクター株式会社」と「株式会社ケンウッド」による両社の持株会社「JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社」として設立されました。
2011年8月に商号変更がなされ、「JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社」は「株式会社JVCケンウッド」となり、現在に至ります。
公式サイト
JVCケンウッド(Victor-ビクター)
https://www.jvc.com/jp/portable-power-supply
「JVC」は純然たる日本ブランドですから、サポート力に定評がありますので初心者も安心と言えるでしょう。
また販売店舗の多さは、通販メインの海外ブランドと違い「JVCブランド」の特長となります。各地の小売店で目にする機会が多いのではないでしょうか?
実機を確認して購入したいユーザーに「JVC」はオススメですよ。
おすすめのJVCケンウッド(Victor-ビクター)ポータブル電源
JVCケンウッドではJackery製(ジャクリ)のポータブル電源とVictor-ビクター製のポータブル電源を取り扱っていて、日本でとても信頼があり売れています。
その中でもおすすめは「Victor-ビクター製のポータブル電源」です。
各家電メーカーもイチオシにしている信頼度、保証度ともに最高レベルで、価格もお手頃なのがおすすめ。
メーカー概要
設立年 | 2008年(日本) |
本社所在地 | 神奈川県横浜市 |
Anker(アンカー)
「アンカー」は、グーグルの若きエンジニア(スティーブン・ヤン)中心に、数名のグーグル出身者により2011年に設立されました。
当初はノートパソコン用の交換バッテリー製造をメインとしていましたが、すぐにスマホの充電デバイスに製造主力を移したのが功を奏し、会社は急成長・急発展を遂げています。
現在では、ガジェット(電子機器小物)のみならず家電分野への成長がめざましく、とくにポータブル電源は日本でテレビコマーシャルを流すなど注力しており「評価・売れ行き」ともに爆発的な人気を誇る存在となりました。
日本法人は2013年に設立され、日本人ユーザーへ手厚いサポートを提供しております。
公式サイト
Anker(アンカー)
https://www.ankerjapan.com/
数名のGoogleエンジニアにより設立され、ポータブル電源のみならずスマートフォン・タブレット関連製品やパソコン周辺機器などを取り扱う企業となります。
2013年には日本法人となるAnker Japan Co.Ltd(アンカー・ジャパン株式会社)を設立しており、日本人ユーザーへの意識が高い企業です。
ご存知アンカーの1,000Whクラスポータブル電源です。
使い勝手のよさと長寿命で多くのユーザーから愛されています。
Ankerが選ばれる理由を項目ごとに解説しましょう。
長期間の品質保証
30日間の返品保証期間があり、通常保証は18ヵ月となります。
(正規ショップで購入して会員登録すれば24ヵ月保証)
トラブル時は、日本法人なので日本語対応が可能です。
急速充電に対応
Ankerは早い時期から急速充電に注力しており、独自テクノロジーでハイレベルな電子部品を採用しています。
急速充電対応のモデルは安定した高速充電を可能としており、この点がユーザーから高く評価されています。
コンパクトかつスタイリッシュ
ポータブル電源に求められる要素として「コンパクト」は重要です。
Ankerはスマホなどのモバイルバッテリーを得意とするメーカーですから、ポータブル電源の設計段階から「コンパクト」を意識しています。
さらに、洗練されたAnkerデザインは、都会派ユーザーや女性ユーザーのハートをつかんでいると言えるでしょう。
メーカー概要
設立年 | 2011年(中国・湖南省) |
本社所在地 | 中国・湖南省長沙市 |
日本法人 | アンカー・ジャパン株式会社(2013年設立) |
EcoFlow(エコフロー)
近年、急激にユーザー数を増やしているメーカーがEcoFlow(エコフロー)です。
「エコフロー」(EcoFlow Technology)は、中国でドローン企業のエンジニアにより2017年に設立されました。
軽量ポータブル電源の「RIVER」シリーズが高く評価されており、多くの日本人ユーザーを獲得しています。
なかでもオリジナルとなる「X-Boostテクノロジー」が素晴らしく、高度アルゴリズムにより消費電力の大きい電化製品を判別および電圧を下げることで、定格出力を超過した製品の作動を可能としました。
そのため、定格出力600Wの「RIVER Pro」なら、倍の1,200Wまで使用可能となります。
「エコフロー」は、日本人ユーザーを意識して「エコフロー・ジャパン」(EcoFlow Technology Japan)を2019年4月に設立しております。
公式サイト
EcoFlow(エコフロー)
https://jp.ecoflow.com/
こちらは中国深圳市で2017年に設立され、2019年には日本法人のEcoFlow Technology Japan(エコフローテクノロジー ジャパン)株式会社が設立されています。
(EcoFlow Technologyエコフローテクノロジーが企業の正式名称)
一番人気のエコフローポータブル電源の大容量(768Wh)モデルです。
急速充電と長寿命・高耐久を誇ります。
EcoFlowが選ばれる理由を項目ごとに解説しましょう。
驚異的な長寿命
EcoFlowのポータブル電源は、従来のリチウムイオン電池と違い、リン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデルで占められています。
リン酸鉄リチウムイオン電池は従来モデルと比較して長寿命を誇り、3,000回程度のバッテリー充放電が可能です。
最速の充電スピード
特許出願済みの充電テクノロジー「X-Stream」により1時間で80%充電を可能としました。
バッテリーマネージメントシステム(BMS)搭載
ポータブル電源を構成するリン酸鉄リチウムイオン電池の「電圧・電流・温度」を監視するのがバッテリーマネージメントシステムです。
すべてのEcoFlowポータブル電源にバッテリーマネージメントシステムが搭載されており、電池の過充電を防止して安全な充放電に寄与します。
定格出力以上の電化製品に使用可能
一般的には、定格出力を超える電化製品の使用はできません。
しかし、EcoFlowポータブル電源搭載の「X-Boost機能」をONにすれば高度アルゴリズムにより高出力な電化製品の電圧を下げて、使用を可能とします。
(一部のEcoFlow製品には「X-Boost機能」が付いておりません)
コストパフォーマンスの高さで選ぶならEcoFlowでしょう。
メーカー概要
設立年 | 2017年(中国・深圳市で設立) |
本社所在地 | 中国・深圳市 |
日本法人 | BLUETTI JAPAN株式会社(2019年設立) |
Jackery(ジャクリ)
Jackery(ジャクリ)は2012年アメリカ設立の企業(メーカー)です。
業界トップクラスの販売実績を誇る「ジャクリ」は、世界中で多くのファンを獲得しており、「迷ったらジャクリ」と言われるほど絶対的ブランドとしての地位を獲得しています。
2012年設立のジャクリは2019年に日本法人を設立させており、日本人ユーザーを意識した企業と言えるでしょう。
「迅速対応」「信頼のアフターサービス」「長期保証」「30日間返品返金保証」を謳っており、カスタマーファースト、ユーザーファースト主義を貫く姿勢が高く評価されています。
公式サイト
Jackery(ジャクリ)
https://www.jackery.jp/
長きにわたり世界シェア・日本シェアで上位にランクインするメーカーです。
アメリカのJackery設立メンバーには、Apple社の元バッテリーエンジニアが加わっており、高いクオリティに定評があります。
ちなみに、Jackeryは「Jacket」と「Battery」を組み合わせた造語であり「身に付けるようにバッテリーを簡単に使う」をコンセプトとするネーミングです。
現在は、中国の深圳市に自社工場を構え、製品のほとんどを中国で製造しています。
「Jackery Solar Generator 1000」は「Jackeryポータブル電源1000+ソーラーパネルSolarSaga100」で構成されるお得なモデルです。
大人気ジャクリの1,000Whクラスとソーラーパネルの組み合わせですから、多くのユーザーを満足させるモデルと言えるでしょう。
Jackeryが選ばれる理由を項目ごとに解説しましょう。
大容量バッテリー
今でこそ、多くのメーカーで大容量バッテリーはラインナップされますが、ポータブル電源の黎明期に、安定した大容量バッテリーを高いレベルで製品化させていたのはJackeryだけです。
日本人を意識した安心サポート体制
日本で販売されるJackery製品は日本法人によるものであり、万一の際は日本語でカスタマーサポートを受けられます。
海外製品だと英語サポートしかないケースが報告されており、その点Jackery製品なら日本語で問い合わせが可能なので、迅速なトラブル解決を図れるでしょう。
短い充電時間
ポータブル電源を利用する上でネックとなるのが充電時間の問題です。
頻繁にアウトドアに出かけるユーザーや、家庭利用をメインとするユーザーなら共通の悩みと言えるでしょう。
その点、JackeryのProシリーズを選べば、短い充電時間に満足できるはずです。
例を挙げれば、Jackery ポータブル電源1000 Proでは「充電速度が従来モデルより76%向上、最速1.8時間でソーラーパネル、コンセント使用でフル充電」としており、優れた性能が他社の追随を許しません。
長寿命
Jackeryのポータブル電源は長寿命を誇っており、ポータブル電源708、1000なら500サイクル、ポータブル電源1500なら800サイクル、ポータブル電源2000なら1000サイクルの使用が可能です。
※1サイクル:0%~100%までの充電
ポータブル電源選びに迷ったら、Jackeryで間違いないでしょう。
メーカー概要
設立年 | 2012年(アメリカ・カリフォルニアにてJackery,Incを設立) |
本社所在地 | アメリカ・カリフォルニア州アラメダ群フリーモント |
日本法人 | 株式会社Jackery Japan(2019年設立) |
BLUETTI(ブルーティ)
「ブルーティ」は中国・深圳市のメーカー企業「パワーオーク・グループ」のブランドです。
ポータブル電源における開発テクノロジーは世界・業界トップクラスにあり、発明特許および開発ソフトウェアなどの権利を多数保有する技術力の高いメーカーと言えるでしょう。
公式サイト
BLUETTI(ブルーティ)
https://www.bluetti.jp/
2009年深圳市でスタートした「パワーオーク」は2019年に「ブルーティ」ブランドを創設。
2019年に「ブルーティ」を日本とアメリカでブランド商標化させ、親会社「パワーオーク」は中国籍ですが「ブルーティ」はアメリカ本社で企業化させており、この2019年を本社設立年としています。
一番人気の「BLUETTI ポータブル電源 AC70 大容量768Wh」です。圧倒的なコストパフォーマンスの良い製品で、品切れが続出している電源です。
日本人ユーザーを意識した日本法人「BLUETTI JAPAN株式会社」は2021年に設立されました。
「ブルーティ」は「ジャクリ」「エコフロー」「アンカー」と肩を並べるグローバルブランドとしてポータブル電源業界に君臨する存在です。
メーカー概要
設立年 | 2019年(アメリカ・ラスベガスにて設立) |
本社所在地 | アメリカ・ラスベガス |
日本法人 | BLUETTI JAPAN株式会社(2021年設立) |
YOSHINO
「YOSHINO」の本社はアメリカ・カリフォルニア州にあり、日本法人として「株式会社ヨシノパワージャパン」が存在します。
ちなみに「YOSHINO」本社はアメリカですが、製造工場は中国・深圳市にあり、製品は中国製です。(実質の経営者は中国人)
アメリカ・日本・中国による共同開発企業として位置づけられるでしょう。
公式サイト
YOSHINO
https://www.yoshinopower.co.jp/
社名の由来は、リチウムイオン開発で知られる「吉野彰」さんへのオマージュと想像されます。
「YOSHINO」のポータブル電源は、最先端の固体電解質利用の「個体電池」を採用・搭載しており、安全性の点で従来のリチウムイオン電池を凌ぐものです。
大人気の製品は「YOSHINO B600 SST」
602Whの大容量と定格出力600W・最大1,200W出力を誇ります。
発火リスクが低く、サイクル寿命の長い「個体電池」は注目のテクノロジーとなり、「熱暴走試験」「短絡試験」「釘刺し試験」など安全性試験をクリアした製品が発売されています。
メーカー概要
設立年 | 2021年 |
本社所在地 | ヨシノテクノロジー アメリカ・カリフォルニア州 |
日本法人 | 株式会社ヨシノパワージャパン(日本・東京)(2023年設立) |
多摩電子工業
「多摩電子工業」は1976年創業のモバイル周辺機器メーカーです。
公式サイト
多摩電子工業
https://tamadenco.co.jp/
創業当初は、カー用品販売会社との商品開発および製品の受注生産を主体としていましたが、その後携帯電話用の充電器を開発・発売、コンビニエンスストア・家電量販店・ホームセンターに販路を広げて成長を遂げる。
多摩電子工業 一番人気の300Wポータブル電源
日本製の安心感を重視したいユーザーから好評を博しており、ポート数の多さや容量に対して価格を抑えている点は初心者も安心と言えるでしょう。
メーカー概要
設立年 | 1976年 |
本社所在地 | 神奈川県川崎市 |
アイリスオーヤマ
「アイリスオーヤマ」は、前身となるプラスチック加工工場の「大山ブロー工業所」が1971年に法人化して誕生した「大山ブロー工業株式会社」からさらに変遷を経て1991年に現社名となりました。
「大山ブロー工業所」時代は東大阪市に所在しましたが、1989年には宮城県仙台市に移転して現在に至ります。
公式サイト
アイリスオーヤマ
https://www.irisohyama.co.jp/
「アイリスオーヤマ」は、非上場ながらグループ合計で8,100億円の売上高を誇り(2021年12月期)家電を含む生活用品全般の企画・製造・販売を担う企業です。
ポータブル電源は「ブルーティ」と共同開発しており、耐用年数の長さと安全性に定評のある製品を展開しています。
スマートなデザインが特徴で、日常シーンに溶け込む秀逸な小型バッテリーは女性ユーザーを中心に注目される存在です。
メーカー概要
設立年 | 1971年 |
本社所在地 | 宮城県仙台市 |
オウルテック
「オウルテック」は、1992年にパソコンパーツ販売会社として神奈川県で設立されました。
付加価値の高い製品づくりをモットーとしており、当初の販売会社から自社製品開発へ転換後は、スマホアクセサリーやドライブレコーダーなど、秀逸な製品製造により業績を伸ばして現在に至ります。
公式サイト
オウルテック
https://www.owltech.co.jp/
「オウルテック」が手がけるポータブル電源は「622Wh容量」と「403Wh容量」の2種類。使いやすい「500Wh」前後のモデルを展開することでユーザー・ニーズを的確にとらえており、老舗パソコンパーツメーカーとして丁寧な仕上げに定評があります。
日本企業なので、マニュアル説明書やサポートはすべて日本語ですから初心者も安心なモデルと言えるでしょう。
メーカー概要
設立年 | 1992年 |
本社所在地 | 神奈川県海老名市 |
ポータブル電源 人気メーカー まとめ
記事中の3メーカーは、いずれも「長寿命」「急速充電」「手厚いカスタマーサポート」がユーザーから高く評価されています。
ポータブル電源初心者は、上記3メーカーの製品を購入すれば間違いないでしょう。
(もちろん、ベテランやサブ機にもどのメーカーはオススメです)
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