南海トラフ巨大地震などの災害が話題に上る昨今、防災の備えを強化する動きが活発化しています。
その中で、電源の確保は喫緊の課題と言え、ポータブル電源の準備が解決策としてオススメです。
いっぽう、「後悔した事例」や「デメリット」が寄せられているのも事実。
購入に際しては、これらを参考にして「ベストな選択」を目指しましょう。
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ポータブル電源の重量に関して
購入後の後悔として「想像以上の重さ」を挙げる声が多く寄せられます。
電源確保にポータブル電源は最適解となりますが、使用シーンをしっかり考えないと「無用の長物」になりかねません。
「大は小を兼ねる」と言いますが「ポータブル=携帯用」ですから、持ち運べるサイズ感は重要です。
また、近年の技術革新でポータブル電源は電気容量に対して軽量コンパクト化が進んでいます。軽量モデルを選択しても十分な容量確保が可能になったと言えるでしょう。
楽に持ち運べる重量は「男性で5㎏」「女性で4㎏」とする調査結果※があります。
この結果は、気軽に使えるモデルの指標となり得るでしょう。
※人間生活工学研究センター・データベースサイト参照
携帯性を考えて「400Wh前後の4~5㎏モデル」を購入すれば、多くのユーザーが重さの点で後悔せずに済みますね。
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ポータブル電源の価格に関して
「想像以上に高かった」との声が寄せられます。
ポータブル電源の利便性は認識されるものの、決して安い買い物ではありません。
購入前に使用シーンをしっかりと想像してください。
「買ったものの、あまり使わなかった」では、本当に高い買い物です。
逆に、使用頻度が高ければ「価格に見合った製品」「満足度の高い製品」と評価できます。
「アウトドア・シーンへの使いやすさ」や「防災に対しての持ち運びやすさ」などを十分に検討して、最適なモデル選びをしましょう。
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ポータブル電源の安全性能に関して
ポータブル電源に搭載される電池特性の理解が大切です。
リチウムイオン電池の「発火・火災・爆発」は、正極(+)と負極(-)のショート(短絡)により引き起こされます。
正極と負極がショート状態に陥ると、大量の電気が流れて部分的に過熱状態となります。
これにより、電池は一気に200℃以上へ上昇して熱暴走が起こり、最終的に「発火・火災・爆発」となってしまうのです。
ショートする原因は「外部圧力」や「電池そのものの不良状態」によるものがほとんどで、これらを十分に注意する必要があるでしょう。
「外部圧力」は、ポータブル電源を落下させたり、ぶつけたりすれば該当します。
また「電池そのものの不良状態」は、「認証試験をおこなっていない電池」や「経年劣化した電池」が該当するでしょう。
ポータブル電源を選ぶ際は、PSEマーク(電気用品安全法・認証マーク)や保護機能(過充電保護・過放電保護)のためのBMS(バッテリーマネジメントシステム)搭載有無の確認が重要です。
価格が異常に安い製品は、認証マークがなくBMSなどの回路保護対策が講じられていない製品が多いと言えるでしょう。
発火リスクは、生命に危険が及ぶ重大な問題です。
電源のメカニズムと取り扱いに関して、理解と細心の注意を払ってください。
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ポータブル電源の寿命に関して
ポータブル電源には寿命が存在します。
一般的にポータブル電源の寿命はサイクル回数で表示され、基本となる回数は300回~3,000回程度(充電100%から0%となるまでを1回とする)となります。
製品のコストパフォーマンスを考えるなら、サイクル回数の確認は大切です。
たとえば、有名メーカー・ジャクリのモデルなら4,000サイクルを誇るモデルが存在します。
4,000サイクルあれば、毎日1サイクル使用しても10年以上使えますから、使用シーンさえマッチすれば価格が高くても後悔せずに済みますね。
逆に、サイクル回数の少ないモデルを購入すると「安物買いの銭失い」になりかねません。
製品購入に際しては、確認を怠らないようにしてください。
当然ながら、サイクル回数の表記がないモデルには注意が必要でしょう。
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ポータブル電源の使用シーンに関して
「そもそも論」になりますが、使用場面に適合しなければ電源購入は後悔しかないでしょう。
たとえば「災害時の備え」を購入のメイン動機とするなら「何日間の避難生活を想定するか」だけではなく「どのような機器への対応を想定するか」「避難場所へ持ち運べるか」も重要な検討項目になります。
そのため、購入に際しては「電気容量」だけではなく「充電・給電ポート数」や「持ち運びやすさ」も検討材料と言えるでしょう。
また、「アウトドア・シーン」をメインにするなら「何日間のアウトドアを想定するか」により選択モデルが決まります。
ちなみに、避難生活やアウトドア・シーンの日数問題には、ソーラーパネルとのコンビネーションがオススメの解決方法です。
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ポータブル電源を買って後悔しないために!
ユーザー・アンケートで浮上する後悔ポイントは「重量」「価格」「安全性能」「寿命」「使用シーン」に集約されます。
憧れの製品を購入したのに、後悔はしたくないですよね。
ベストバイを入手して、楽しいポータブル電源ライフを堪能してください。
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