車中泊とは「クルマの中で宿泊する」ですよね!
いままでは、キャンピングカー以外の宿泊は考えられませんでした。しかし、近年ではワンボックスカー・ミニバンのみならず、普通車や軽自動車も車中泊利用するユーザーが増えてきていて、快適な車中泊には、電化製品を動かす車中泊用 ポータブル電源バッテリーが重要になってきています。
さっそく車中泊用 ポータブル電源バッテリー選びのポイントと、おすすめ車中泊用 ポータブル電源バッテリーを紹介します。
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まず車中泊でポータブル電源バッテリーのおすすめの容量は?
車中泊におすすめなポータブル電源バッテリーの容量は、泊まる日数によります。一泊程度の車中泊なら、重量やコストの点から500Wh~1,000Whのポータブル電源バッテリーを準備すればOKです。
もちろん、車内スペースや予算に余裕があるなら、さらに大容量を選べば間違いありません。ただし、車中泊なので、極端に大容量を選ぶと運搬性が落ちる点に注意してください。
車内だけではなく、テント内やご家庭の室内など頻繁移動の可能性があるなら、やはり車中泊でも1,000Wh程度がおすすめとなります。
ポータブル電源バッテリー車中泊では何に使うの?おすすめ使いみちと容量
実はポータブル電源バッテリーは車中泊で大活躍するアイテムなんです。
項目ごとに解説しましょう。
車中泊で調理用電化製品への使用
快適な車中泊で欠かせないのが食事です。車内で調理するためには、調理用電化製品への電源確保が大切と言えるでしょう。
電化製品に最適なポータブル電源バッテリーを用意すれば、料理のバリエーションを楽しめますね。
炊飯器に利用すれば、いつでも美味しいご飯をいただけるのでおすすめ。
車中泊で冷蔵庫への使用
車内調理用の食材を適正温度で管理するためには、車載冷蔵庫の準備が欠かせません。ポータブル電源バッテリーを用意すれば、長時間にわたる冷蔵庫の電源を任せられるのでおすすめ。
車で旅行中に、道の駅などで食材を入手して夕食まで温度管理できれば、地元食材を堪能できますよ。
車中泊でテレビ・パソコンへの使用
車中泊でテレビを利用したいシーンはいくらでもあるでしょう。継続視聴するドラマなど、見逃せないプログラムは誰にでもあるもの。電源を確保すれば、バッテリーの心配なくテレビを楽しめるのでおすすめ。
また、パソコン利用のシーンも増加傾向です。「日中に撮りためた動画の編集」や「調べものをして明日の計画の立案」など、必要不可欠な存在になりつつあるでしょう。
ポータブル電源バッテリーを用意すれば、十分な電源が確保されますから、長時間のテレビ・パソコン使用を可能にします。余裕のある大容量ポータブル電源バッテリーがやはりおすすめです。
車内照明への使用
車中泊で寝るだけなら、室内灯の短時間利用で間に合うでしょう。しかし、広めの空間を確保して、調理やゲームなど本格的な車中泊を楽しむためには、十分な照明が必要です。
このようなシーンでは、別売りのLED照明などを用意して快適に過ごせる準備をしてください。多くの照明を稼働させるためには、ポータブル電源バッテリーの用意がおすすめ。
快適な車内環境整備への使用
車中泊で重要なのは、快適空間の確保です。とくに夏季・冬季の車中泊は車内温度が厳しくなります。
カーエアコン使用で事足りますが「燃料・電気の消費」は気になるところでしょう。また、エンジンのつけっぱなしは、周囲への環境を考えるとおすすめできません。
推奨されるのは、ポータブル電源バッテリー利用で扇風機や電気毛布を使用する方法です。騒音や排気ガスの心配なくおすすめですね。
車中泊用ポータブル電源バッテリーの選びかた
車中泊時利用の電気製品を確認してください。多くの製品を使用する場合は、大容量バッテリーを選ぶ必要があるでしょう。ただし、容量の増大は「重量・価格」アップと連動します。
バランスを考えれば、車中泊に適しているのは「電池容量500Wh~1,000Wh」がおすすめとされます。念頭に置いてバッテリー購入を検討してください。
さっそくおすすめの製品を紹介しましょう。
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BLUETTI(ブルーティ)ポータブル電源AC180
ソーラーパネル付きなら太陽で充電して車中泊で夜に使えるのがおすすめ!
製品仕様
製品型番 | AC180 |
サイズ | 24.7×34×31.7cm |
重量 | 16kg |
電気容量 | 1152Wh |
▶BLUETTI(ブルーティ)ポータブル電源AC180の紹介はコチラ
BLUETTIポータブル電源AC180の特長
製品特長
- AC入力1440Wの高速モードで、非常時に大容量1152Whも45分で80%まで充電、1時間強でフル充電可能。
- 充放電3,500回後も残存量80%以上維持。
- 5年保証
- 電気ケトル(500W)2時間、冷蔵庫(120W)8時間、プロジェクター10時間 利用可能!
車中泊向けの口コミ
- 車中泊時の電子レンジ使用に購入しました。まだ使用していませんが、余裕で大丈夫だと思います。
- 車中泊で電子レンジやドライヤー使ってます。ポータブル冷蔵庫は、繋げっぱなしにしても、1泊2日程度なら、半分以上容量残ってます。
- 家族での車中泊旅に使ってます。色々とできることの幅が広がって充実した旅になりました!2泊3日ぐらいでは余裕です!
※出典 Amazon.com
JVCケンウッド Victor BN-RF1100-CA ポータブル電源
JVCケンウッドはカーナビやカーオーディオを得意とする日本企業でおすすめです。
テクノロジーの応用で製品化されたポータブル電源は、車中泊ユーザーから高く評価されています。
製品特長
- 大容量1152Wh/AC出力1,500W(瞬間最大3,000W)。
- DC出力ポート1、AC出力ポート4、USB出力ポート6。
- 出力ポートはすべて前面レイアウト。
- 信頼の国内メーカークオリティ。
- ソーラーパネル対応。
JVCケンウッド Victor BN-RF1100-CA ポータブル電源仕様
製品名 | BN-RF1100-CA |
サイズ | 380mmx300mmx254mm |
重量 | 18.3kg |
電気容量 | 1152Wh |
車中泊向けの口コミ
- このポータブル電源はハンドルを畳めば上面が平らになる。
- 1,152Wh超にもかかわらず18kgちょっとと軽いのでこのポータブル電源は持ち運びやすい。
- このポータブル電源はトータル1500W出力できますので、炊飯器やコーヒーメーカーなどが動かせます。
※出典 Amazon.com
EcoFlow ポータブル電源 ソーラーパネルセット RIVER2 Pro(768Wh)
【ソーラーパネル充電も追加 お買い得!】
数名のバッテリー専門エンジニアが夢の実現のために立ち上げた企業であり、業界トップクラスのポータブル電源や太陽光発電テクノロジー、家庭向けスマートエネルギーソリューション・カテゴリーでリードする信頼のメーカー。
家電量販店ではビックカメラなど、実店舗で売り上げ人気1位です!
768Whで冷蔵庫、エアコン、暖房器具、照明、テレビなど問題なく利用可能!
EcoFlow RIVER2 Proの特長
キャンプ ポータブル電源 特長①
業界トップクラスの高速充電!ACコンセントで短時間の間にフル充電
キャンプ用ポータブル電源の特長②
太陽光発電が利用できるため、災害などでグリッドが遮断された停電時などでも使用できます。
キャンプ用ポータブル電源の特長③
約6倍長寿命・安全なリン酸鉄リチウムイオン電池採用。
キャンプ用ポータブル電源の特長④
繰り返し行える回数が、業界平均500回に対して、RIVER 2 Proは6倍の約3,000回!
キャンプ用ポータブル電源の特長⑤
約10年以上も使用することが可能。
バッテリー仕様
製品型番 | RIVER2 Pro |
サイズ | 27 x 26 x 22.6 cm |
重量 | 約7.8kg |
電気容量 | 768Wh |
女性でも持ち運べる大きさと重さ!
家電量販店で実際にさわって比べて販売数1位!
ソーラーパネル付きで低価格を実現している人気製品!
EcoFlow RIVER2 Proの口コミ
- 有名メーカのを選択するのが安全、安心です。EcoFlowさんはポタ電では老舗メーカで実績もあります。オシロで波形を見ても、きれいな正弦波でノイズもなく完成度が高い印象です。またアプリを使えば、細かく充電制御ができ電池を長持ちさせることも可能です。
- 基本的には普段遣いではなく災害時やアウトドア時に使えるように保管している。コンパクトで場所を取らないので非常用にピッタリだ。
- 充電は急速充電対応で、80%充電まで56分 満充電まで80分と驚異的なスピードもすごいですね。
※出典 Amazon.com
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源600 Plus
2012年アメリカ・カルフォルニアで設立されたJackry(ジャクリ)は、Jacket(ジャケット)とBattery(バッテリー)を組み合わせたネーミングとなる企業です。
「まるで身に付けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」を理念として製品を発表しており、車中泊ユーザーから高く評価されています。
製品特長
- 632Whの超大容量で車中泊の電気製品使用をサポート。
- 最大1600Wの機器に対応。
- ノートパソコン(30W)を約12回、スマホ(18W)を約40回、ドローン(60W)を約12回充電可能、電気毛布(55W)が10時間使用可能。
- PD100Wポート搭載、Type-C規格に対応。100Wの充電力によりデバイスの急速充電が可能。
- 大型LCD液晶画面採用。充電入力、AC出力、USB出力、DC出力の選択ができ、さらに電池残量、充電、放電の状況を大型LCD画面表示で簡単に確認可能。
- MPPT制御方式(最大電力点追従制御)採用で、ソーラーパネル利用時における最大限の電力を効率よく取り出し可能。
- PSEやUN38.3など必要な認証の取得済み。
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源708 仕様
製品型番 | Jackery ポータブル電源708 |
サイズ | 30cm×19.7cm×21.9cm |
重量 | 7.3 kg |
電池容量 | 632Wh |
車中泊向けの口コミ
- ちょっと車で出かけて1泊車中泊する程度なら、このサイズがちょうどよいです。 連泊になっても、昼間はソーラーパネル(100W)で充電して、夜や食事の準備で使えるので、よかったです。
- 車中泊、キャンプ用として手軽に出し入れできるサイズと重量です。電気毛布やホットプレートなどが使用できるのは大変ありがたいです。
- 小型電気ケトルとか800W位が結構あるので車中泊とかでお湯を沸かすにはこの出力はありがたいですし、ピーク1600Wもあるので結構な電動工具なんかも利用可能で良いです。
※出典 Amazon.com
EcoFlow(エコフロー)ポータブル電源 DELTA 2
同じくエコフローの大容量(1,000Wh超)ポータブル電源です。
ほとんどの家電製品を動かすだけの「ハイパワー」が魅力で車中泊でもおすすめと言えるでしょう。
製品特長
- 余裕のバッテリー容量1,024Wh。
- AC6口を含む合計15ポート。
- 1,900Wの高出力に対応。
- わずか50分で80%まで充電可能。
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用で業界平均6倍の長寿命。
- 給電目安:エアコン1800W(0.4h)コーヒーマシン1000W(0.8h)ノートパソコン60Wh(16回)スマートフォン11Wh(89回)
EcoFlow ポータブル電源 DELTA 2 仕様
製品名 | EcoFlow DELTA2 |
サイズ | 40.0×21.1×28.1cm |
重量 | 12kg |
電気容量 | 1,024Wh |
車中泊向けの口コミ
- 1,500W定格で使えるこのポータブル電源は車中泊やキャンプに必需品です。電子レンジも動かせるので、本当におすすめポータブル電源です。
- 車中泊に車載冷蔵庫用にこのポータブル電源を購入しました。5~6時間程度の外出時に使用する目的なので、手軽なこちらのポータブル電源を選びました。
- ガッシリした造りで不安がありません。このポータブル電源はスマホアプリで管理できるので、状態がすぐ確認できおすすめです。
- キャンピングカーに補助として買いました。電池の持ちが良く、充電が速いので助かっています。
※出典 Amazon.com
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PowerArQ S10 Pro ポータブル電源 1024Wh
PowreArQは、加島商事株式会社の展開するポータブル電源のブランド名です。
ちなみに、加島商事株式会社は福岡県本社所在で2012年に設立されました。
2021年6月時点でシリーズ累計販売台数80,000台を突破しており、現在の2024年でもアフターサポートに最高峰の定評のあるおすすめ企業です。
製品特長
- 「過電圧保護」「セル劣化保護」「過電流保護」「低電圧保護」「短絡保護」「温度管理」世界最先端のBMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載。
- 世界基準の安全規格
- 最大4年間保証
- 電気毛布(50W)12時間、小型炊飯器(250W)2回、車載冷蔵庫(60W)20時間、稼働。
- 電池寿命が長く、安全性の高さや自己放電の少なさ、低温の強さに自信あり。
- 家庭用コンセント、シガーソケットから充電可能。
PowerArQ S7 ポータブル電源 仕様
製品型番 | S10 Pro |
サイズ(梱包時) | 23.2 x 34.5 x 23.6 cm |
重量(梱包時) | 12.5 kg |
電池容量 | 1024Wh |
車中泊向けの口コミ
- キャンプと災害時用に購入しました。形は丸みがあって良いと思います。取っ手は持ちやすく、12.5kgですがそんなに重いと感じないです。このポータブル電源は取っ手をしまえば上がフラットになるのがいいです。
- ラインですぐ返事が来るので(サポート)、疑問点の解決が早い。機械音痴なので本当に選んで良かったポータブル電源です。
- 他のポータブル電源より高額ですが、販売会社が日本なので安心安全です。バッテリーの充放電が3,000回以上行えるので、長い目で見れば少々高くてもこちらの方が断然お得だと思いました。
- 日本メーカーなので日本語の説明書なのですが、この説明書が親切丁寧です。
※出典 Amazon.com
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ポータブル電源バッテリーは車の中でどこに置くのが良い?
車中泊でポータブル電源バッテリーの置き場所ですが、基本的に直射日光の当たらない風通しの良い場所が推奨されます。また「頻繁な車中泊」を理由に「ポータブル電源バッテリーを車内積みっぱなしのユーザー」が見受けられます。
これは非常に危険な行為です。
その理由は、ポータブル電源バッテリー自体が温度環境による影響を強く受けるからです。
国立研究開発法人・科学技術振興機構によるリチウムイオンバッテリー劣化試験では、400日放置40℃空間で6%劣化、60℃空間なら20%以上も劣化することが判明しました。
劣化したリチウムイオンバッテリーは、充電性能が落ちるのみならず発火原因となりますから、厳重に注意が必要です。
車中泊で春夏は短時間で車内温度が上昇しますから、ポータブル電源バッテリーにとって極めて危険な環境と言えるでしょう。電源本体の温度上昇を防ぐ工夫・対策を講じてください。
もちろん、秋冬も油断は禁物です。天候によっては車内温度が上昇しますから、ポータブル電源バッテリーの車内積みっぱなしは避けなければなりません。
車中泊やアウトドアを趣味とするユーザーは、面倒でもポータブル電源バッテリーはその都度「積みおろし」をするようにしてください。
車中泊で電気毛布、ヒーター、電気ケトル、電子レンジ、扇風機は使える?
結論から言えば、もちろん使えます。
いずれも車中泊を快適に過ごすために必要なアイテムであり、そろえておけば一年を通して車中泊を楽しめるでしょう。
注意したいのは、これらのアイテム利用に十分な容量を備えたポータブル電源バッテリーを用意する点です。
意気揚々とこれらのアイテムを積み込んだものの、現場で容量不足が判明して「十分に稼働できなかった……」とする声が寄せられます。
事前に使用シーンを想定するとともに、使用電力の計算が必要でしょう。
家電製品の使用電力を表記します。
スマホ充電 | 15W程度 |
デスクトップPC | 150W~300W |
ノートPC | 50W~120W |
20型液晶テレビ | 40W~50W |
Wi-Fiルーター | 6W~15W |
エアコン | 45W~2,000W |
扇風機 | 50W程度 |
電気毛布 | 30W~60W |
ハロゲンヒーター | 300W~1,000W |
照明 | 20W~100W |
冷蔵庫 | 150W~500W |
炊飯器 | 350W~1,200W |
洗濯機 | 500W~900W |
ドライヤー | 600W~1,200W |
ヘアアイロン | 150W~240W |
電子レンジ | 600W~1,200W |
電気ケトル | 700W~1,300W |
IH調理器 | 3,000W |
コーヒーメーカー | 450W~650W |
車中泊でポータブル電源は非常に大事
車中泊用のポータブル電源は500Wh~1,000Whの電池容量が必要です。
クルマに積んでおけるので、キャンプ用よりバッテリーの持ち運び頻度が低く、重さを気にする必要は減りますね。
ポータブル電源は「大は小を兼ねる」ですが、価格面を考えてバランスの良いバッテリーを選んでください。
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